堂本光一が観客の熱い声援にニコニコ。「スシ王子!」映画版初日
2008年4月21日 12:00
[映画.com ニュース] KinKi Kidsの堂本光一が破天荒な天才寿司職人に扮して好評を得たTVドラマ「スシ王子!」の劇場版、「銀幕版 スシ王子!/ニューヨークへ行く」が4月19日に初日を迎え、東京・新宿ミラノ1にて、メインキャストとスタッフによる舞台挨拶が行われた。都内最大級を誇る1062席を満杯にしたファンの前に登場したのは、堂本光一以下、中丸雄一、釈由美子、石原さとみ、伊原剛志、北大路欣也、堤幸彦監督の6名。
盛大な黄色い歓声に迎えられた光一は、開口一番「とてもおバカな光景、いいですね」と“おバカ”を連発しながらも、スシ王子同様に(紙製の)ハチマキを頭に巻いたファンの観客の熱い声援に大満足のニコニコ顔。ファンは光一の言葉一つ一つに爆笑で応えた。
「(97年、98年のTVドラマ『ハルモニア/この愛の涯て』『ぼくらの勇気 未満都市』で経験した)駆け出しの頃を思い出した」と語った光一は、堤監督の現場で不眠不休に近いハードな撮影をこなしたという。シャリの達人を演じた北大路が「私もおバカになりましょう」と率先してハチマキを頭に巻いたほか、「完成してみてビックリ」(釈)、「真剣な演技がこんなにコミカルになっているなんて」(石原)と、堤ワールド独特のシュールな洗礼を受けたエピソードが次々にキャストから語られるなど、チームワークの良さが随所に感じられた。その後北大路は、そのハチマキを中丸に無理やり巻いて、またもや観客の爆笑を誘った。
舞台挨拶の締めは、観客をバックに「お前なんか握ってやる!」というセリフ&ポーズでキメての記念撮影。「続編の可能性はみなさん次第」と堤監督が期待を寄せた「銀幕版 スシ王子!/ニューヨークへ行く」は現在公開中。
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