人気脚本家サタケミキオ(宅間孝行)の監督デビュー作「同窓会」が完成
2008年4月4日 12:00
[映画.com ニュース] 人気劇団「東京セレソンデラックス」を主宰するほか、「花より男子2」「歌姫」などのTVドラマの脚本家として知られるサタケミキオ(俳優名:宅間孝行)の監督デビュー作「同窓会」の完成披露試写会が、4月3日、東京・新橋のスペースFS汐留で開かれ、監督・脚本のサタケ以下、永作博美、鈴木砂羽、二階堂智、阿南敦子、飯島ぼぼぼら6名のキャストが舞台挨拶に登壇した。
「同窓会」は、高校時代の同級生(永作)との離婚をきっかけに何もかもうまくいかなくなった映画プロデューサー(宅間)が、自らの人生を振り返り、故郷である長崎県・島原の高校時代の同級生を集めた同窓会を開こうと奔走するストーリー。
今回初監督としてメガホンをとったサタケの仕事ぶりを聞かれた永作が、「監督の時は指示が的確で、画がハッキリと頭にあるように感じました。演じる側としたら、皆を誘導してくれる印象があるので、迷うことなくついていくことが出来ました」と讃えると、鈴木も「(監督は)さわやかな体育会系のイケメンで、しかも仕事がしやすかった。楽しかった印象しかないですね」と絶賛。それを受けたサタケは「よくやっていたと言われますが、実際はギリギリいっぱいだったので、永作さんにグチってました(笑)」と監督・主演の辛さを漏らしていた。
主人公たちの故郷である島原でロケをした際には、毎晩集まってお酒を飲むほど仲が良かったという本作のキャスト。サタケ監督が「酒好きが集まったキャストだったので、酒で一気に仲良くなったんです。皆さん酒は強いですが、特に永作さんと鈴木さんが強かったです(笑)」と話すと会場は笑いに包まれた。
「同窓会」は8月16日より、シネマート新宿ほかにてロードショー。