TVシリーズ「エキストラ」のリッキー・ジャーベイスが、新作映画を企画
2008年2月27日 12:00
[映画.com ニュース] TVシリーズ「The Office」「エキストラ」などで知られる人気コメディアン、リッキー・ジャーベイスが、映画企画の準備を進めていることが明らかになった。
新作タイトルは「This Side of the Truth」で、ジャーベイスは主演のほか、マット・ロビンソンと共同で脚本・監督を務める。共演に、ジョナ・ヒル、ルイス・C・K、ジェニファー・ガーナー、ロブ・ロウが決定しているようだ。
ストーリーは、どこにでもいる普通の男マーク(ジャーベイス)が、ウソを見抜く力を得たことで、本来なら自分に見向きもしないような美女(ガーナー)を誘惑しようと試みるというもの。ヒルはウツに悩むマークの隣人、C・Kは負け犬のマークの親友を演じる。ワーナー・ブラザースが製作し、4月にクランクインの予定。
イギリス人のジャーベイスは、脚本・主演を務めたTVシリーズ「The Office」が話題を呼び、スティーブ・カレル主演でアメリカでリメイクされたほか、TVシリーズ「エキストラ」で第59回エミー賞コメディ・シリーズ部門の主演男優賞を受賞している。
「エキストラ」は、エキストラばかりやっている売れない俳優(ジャーベイス)が、撮影現場で人気スターたちの素顔を垣間見るという疑似ドキュメンタリー仕様の作品。オーランド・ブルーム、ケイト・ウィンスレット、ベン・スティラー、ダニエル・ラドクリフらが「本人」という設定で見せる「イヤなヤツ」ぶり、人種差別や身体障害者ネタといった危ないギャグなど、イギリスならではのブラックな笑いに満ちている。
「エキストラ」は現在、シーズン1・2がレンタル&発売中。