アカデミー賞に間に合った!米脚本家組合ストライキが正式に終了
2008年2月14日 12:00
[映画.com ニュース] 昨年11月5日から続いていた米脚本家組合(WGA)ストライキが、2月12日、正式に終了した。
WGA幹部が、争点となっていたインターネットにおける2次使用料等について映画テレビ製作者連合(AMPTP)が歩み寄った新たな労使契約の暫定案を承認したことにより、ニューヨークとロサンゼルスで組合員の投票が行われ、92.5%という圧倒的多数がスト終結を支持した。
WGA西部のパトリック・バローネ会長は「ストライキは終わった。これでライターたちは仕事に戻ることができる」と宣言。WGA東部のマイケル・ウィンシップ会長は「今回のストライキの成功は、WGAだけでなく全てのクリエイター組合にとって大きな成功だ」と語った。
1万人を超える脚本家たちは、13日から職場復帰。第80回アカデミー賞授賞式(現地時間2月24日)も予定通り開催されそうだ。