デビッド・ベッカム、ユニセフ親善大使としてアフリカを視察
2008年1月28日 12:00

[映画.com ニュース] 米プロサッカーMLSのチーム、ロサンゼルス・ギャラクシーに所属するデビッド・ベッカムが、1月18日、ユニセフ(国際連合児童基金)親善大使としてアフリカのシエラレオネ共和国を訪れ、マラリア治療センターなどを見学。自身のブログで、発展途上国の子供たちの高い致死率について対策を訴えた。
「我々は現実から目を背けるべきではない。途上国では毎日数万人の子どもが予防可能な病気で死んでいる」と語ったベッカムは、シエラレオネの人々から温かい歓迎を受け、悲劇に直面しているにも関わらず、笑顔を絶やすことなく未来に希望を持っていることに心を打たれたという。
シエラレオネの子供は4人に1人が5歳未満で亡くなっているという現状について、ベッカムは「自分が今回この地を訪れたことで、シエラオネだけでなく世界中で同じような状況にある子供たちの命について考えるきっかけになってほしい」とユニセフへの募金を呼びかけた。
ユニセフ発表の08年世界子供白書によると、シエラレオネの5歳未満の死亡率は27%と世界で一番高く、マラリアで5歳未満で死亡する子どもの数はサハラ南全体で毎年80万人に上る。
ユニセフ親善大使と言えば、晩年の女優オードリー・ヘップバーンがインドやソマリアなど世界各地を訪れ、貧しい人々のために尽力したのは有名な話。タレントの黒柳徹子やサンリオのキャラクター、キティちゃん(ハローキティ)も親善大使に任命されている。また、スペインのサッカーチーム、FCバルセロナは06年シーズンから無報酬でユニセフと5年契約を結んでユニフォームにユニセフロゴを入れ、児童福祉への支援を表明している。
関連ニュース
芦田愛菜、黒柳徹子役に挑戦! 「24時間テレビ48ドラマスペシャル」に主演、黒柳徹子がNHK専属女優となるまでの青春時代を描く
2025年7月23日 05:00
映画.com注目特集をチェック
プレデター バッドランド
【うおお…むちゃくちゃ面白そう!!】ストーリーがエグい…!私が次に観る映画は絶対にコレ――!
提供:ディズニー
火の華
【あまりにも凄すぎた】“日本の暗部”に切り込んだ圧倒的衝撃作――フィクションかノンフィクションか?
提供:アニモプロデュース
盤上の向日葵
【「国宝」の次に観るべき極上日本映画に…】本作を推す! 魂の演技対決、至極のミステリー、圧巻ラスト
提供:松竹
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“人生の物語”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ
好きで好きで、狂いそうになる一作に出合いました
感情移入が止まらない。闇社会でもがく3人の青春と絆が、愛おしくて、たまらなくなる。
提供:THE SEVEN、ショウゲート