アカデミー賞が大ピンチ!?米脚本家組合スト続行の場合、出席者ゼロに!
2007年12月21日 12:00
[映画.com ニュース] ノミネートが発表されたばかりのゴールデン・グローブ賞だが、来年1月13日に行われる授賞式に出席するスターが誰もいないという事態になりそうだ。
現在、ストライキを行っている米脚本家組合(WGA)は、ゴールデン・グローブ賞および2月24日に行われるアカデミー賞授賞式を免除しないことを正式表明した。
アカデミー賞授賞式をはじめ、TVで放映される授賞式は全て構成作家が用意した台本に沿って進行することで知られるが、WGAが授賞式のボイコットを表明したことにより、ゴールデン・グローブ賞やアカデミー賞の授賞式は、構成作家なしで制作されることになる。
さらに、WGAが授賞式ボイコットを表明したことにより、WGAのストライキを支持している米俳優組合(SAG)所属の俳優も出席を見合わせる公算が高くなり、もしストライキが継続していた場合、ゴールデン・グローブ賞およびアカデミー賞には俳優の出席者がゼロになる可能性が高くなった。
なお、WGAは、米俳優組合が主催するSAGアワードのみボイコットを解除し、構成作家の台本執筆を認可している。
すでに、ゴールデン・グローブ賞候補になった「グレイズ・アナトミー」のキャサリン・ハイグルらがスト続行の場合、授賞式に出席しないことを宣言している。