ジョディ・フォスター、自分がレズビアンであることを示唆
2007年12月14日 12:00

[映画.com ニュース] 女優のジョディ・フォスターが、ついに公の場で自分がレズビアンであることを示唆する発言を行った。
フォスターは、先週12月4日にビバリーヒルズ・ホテルで行われた業界誌ハリウッド・レポーター主催の式典に出席。同誌恒例のセレモニー「ハリウッドで最も影響力がある100人の女性」として表彰された彼女は、受賞スピーチで15年来彼女の恋人だと伝えられてきた映画プロデューサーのシドニー・バーナードへの賛辞を“初めて”述べた。
トロフィーを受け取ったフォスターは、「不愉快な時も至福の時もどんな時も私とずっと一緒にいてくれた、私の美しいシドニーに感謝したい」とスピーチした。長い間同性愛者だと噂されてきたフォスターだが、これまで自分の性的指向について語ることを一切拒んできた。
フォスターはさらに「彼女がいてくれなかったら、何も解決の糸口が得られなかったし、自分が一体何をしているのか見当もつかなかった。私はキズつきやすく、心も不安定だし、何かにつけて当たり散らすほうで、自分ではパワフルじゃないと感じている。たぶんそれが私の成功の秘密ね。こんなにも頭がおかしくなれなかったら、42年間もこの業界で働けなかったものね」と語った。
フォスターは、「告発の行方」(88)と「羊たちの沈黙」(91)で、2度アカデミー主演女優賞のオスカーを受賞している。その後、フランスで撮影された「ジャック・サマースビー」(93)で、プロダクションコーディネーターを務めていたバーナードと出会った。以来、ロサンゼルス郊外のマリブに居を構え、チャールズ(9)とキット(6)の2人の息子を一緒に育ててきたが、父親が誰なのかは公表していない。ちなみに、バーナードは「依頼人」(94)などのプロダクションマネージャーも務めている。
関連ニュース






「スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望」あらすじ・キャスト・8つのトリビアまとめ 2027年には全米公開50周年【金曜ロードショーで放送】
2025年4月25日 21:00