陣内孝則監督、「他局に行くぞ」と大多Pを説得。「スマイル/聖夜の奇跡」
2007年11月6日 12:00

[映画.com ニュース] 俳優としても活躍する陣内孝則が、「ロッカーズ」以来4年ぶりに監督した「スマイル/聖夜の奇跡」が完成。11月5日、東京・有楽町の国際フォーラムにて完成披露会見が行われ、陣内監督のほか、主演の森山未來、加藤ローサ、大多亮プロデューサーが登壇した。
本作は、タップダンサーになる夢を諦めた青年(森山)が、ひょんなことから1度も勝ったことのない弱小アイスホッケーチーム“スマイラーズ”の監督をすることになり、チームの子供たちと、突然の病に倒れてしまった少女を励ますために立ち上がるというストーリー。
陣内監督は、初監督作品「ロッカーズ」よりも前の1999年頃に本作の構想を思い付き、大多プロデューサーに企画書を提出したものの、「素晴らしい内容で感動したが、俳優が監督をするのは容易いことではない」と、放置されてしまったのだそう。しかし、陣内監督が「いい加減にしないと他局に持っていくぞ!」と半ば強引に話を進め、8年越しで映画化が実現。「監督としてはまだまだ未熟なところもあるが、僕なりに一生懸命やった。8年間思い続けてきた作品を実現させてくれた皆さんに感謝したい」と喜びを語った。
そんな陣内監督を、「監督には熱があって、それでいて疾走感があって、理屈抜きに現場を盛り上げるパワーがあって惹き付けられた」(森山)、「監督は自ら現場の雰囲気を盛り上げたり締めたりしてメリハリがあった。演出もはっきりしていてやりやすく、居心地の良い現場だった」(加藤)とキャスト陣も大絶賛。その言葉に「僕は褒められて伸びるタイプ。こうして褒められて、監督として徐々にステップアップしている気がする(笑)」と笑顔を弾けさせた。
「スマイル/聖夜の奇跡」は12月15日より全国公開。
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