再結成のセックス・ピストルズ、汚い言葉は使用禁止?
2007年10月10日 12:00
[eiga.com 音楽ニュース] デビューアルバム「ネヴァー・マインド・ザ・ボロックス」の発売30周年を記念し、11月にロンドンのブリクストン・アカデミーで5回、マンチェスターのメン・アリーナで1回の再結成コンサートを開く英パンクバンドのセックス・ピストルズ。バンドは1978年に解散したが、96年にワールドツアー、03年にも北米ツアーを行っているので、再結成は4年ぶりとなる。
その再結成ステージで「汚い言葉は使わないでくれ」と他のメンバーにお願いしているのは、グレン・マトロック(b)。マトロックの息子がライブを見に来るのがその理由とのことだが、フロントマンのジョニー・ロットンは「あいつは父親だから、その気持ちは分かる。息子に聞かせたくないのさ」と言いながら、「でもな、俺は『ボディーズ』を書いたんだよ。“ファック・ディス、アンド、ファック・ザット……”ってな具合にさ。これ以上、中絶の痛みを明確に表現してる曲はない。怒りや混乱、フラストレーションを表すには、こういう言葉を使う必要があるのさ」と、マトロックの願いを聞き入れる気はないことを明かしている。
セックス・ピストルズは10月末に、ロサンゼルスでウォーミングアップ・ライブをやるとの噂もある。
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