ニッキー&ザックが観客とダンス!「ヘアスプレー」ジャパンプレミア
2007年10月5日 12:00
[映画.com ニュース] 88年のジョン・ウォーターズ監督によるカルト映画が、ブロードウェイ・ミュージカルになりトニー賞を受賞。その成功を受けて再映画化された「ヘアスプレー」のジャパンプレミアが、10月4日、東京・渋谷のCCレモンホールで開催され、主演のニッキー・ブロンスキー、ザック・エフロン、アダム・シャンクマン監督が来場した。
60年代のボルチモア。ダンスとオシャレが大好きなちょっと太めの高校生トレーシー(ニッキー・ブロンスキー)の夢は、TVバラエティ番組「コーニー・コリンズ・ショー」のレギュラーになって憧れのリンク(ザック・エフロン)と踊ることだ。そんなある日、新メンバーのオーディションが開催されることになり……。
ニッキーは司会の紹介で登壇すると、メインテーマソングの「You Can't Stop the Beat」を振り付きで熱唱し、曲に合わせて一緒に盛り上がっていた観客に向けて「これまでもいろんなところでパフォーマンスしてきたけど、今日ほど素晴らしい観客は初めてよ!」と興奮気味に挨拶。本作に出演する前はアイスクリーム屋でアルバイトをする普通の女子高生だった彼女は、「この映画で人生が変わったわ。みんな覚えておいて。夢は追い続ければ絶対に叶うのよ」と熱っぽく語った。
トレーシーが憧れるリンクを演じたザックは、学園ドラマ「ハイスクール・ミュージカル」に主演するなど、端正な顔立ちで全米のティーンに大人気の若手俳優だ。彼女のようなぽっちゃりした女の子をどう思うか聞かれると、「もちろん大好きさ。すごくユーモアがあって勇気を持っているのも魅力だ。そこは僕とリンクの共通点だね」とコメントし、会場の女性客からは熱いため息がこぼれた。
イベントのラストには、振付家のマジーこと真島茂樹が登場し、この日のために考えたというダンスを伝授。ニッキー、ザック、監督と観客が一体となって「You Can't Stop the Beat」を踊り、大盛況のジャパンプレミアとなった。