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平山あや、「Mayu/ココロの星」で乳ガン検診の大切さを実感

2007年9月6日 12:00

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定期的な乳ガン検診を、と平山 (左から)塩谷瞬、浅田美代子、平山あや、三浦友和、池内博之
定期的な乳ガン検診を、と平山 (左から)塩谷瞬、浅田美代子、平山あや、三浦友和、池内博之

[映画.com ニュース] 21歳で乳ガンを患った女性が、家族や周囲の人々に支えられながら病に立ち向かう姿を描いた「Mayu/ココロの星」の完成披露試写会が9月5日、東京・新宿の新宿バルト9で行われ、主演の平山あやをはじめ、塩谷瞬池内博之浅田美代子三浦友和、脚本・監督の松浦雅子が登場した。

同作は、実際に21歳で乳ガンを宣告された大原まゆの「おっぱいの詩」が原作。松浦監督は、「キャストの皆が仲良くていいなあと思った」と、出演者たちが一緒に食事に出掛けたり、オンとオフの両方で良い関係を築いていたことを明かしたが、スタッフにとっては過酷な撮影だったようで、「私は(ロケ地の北海道で)おいしいラーメンを食べに行く時間もなかった。スタッフは24時間現場にくっついていて、倒れる寸前のスタッフも何人かいた」という。その労力の甲斐あってか、「心を込めた映画が作れました。私にとって可愛く愛おしい映画となった」と作品の出来栄えには自信をのぞかせた。

主演の平山は「この役を通して本当にいろいろなことを学びました。生きていることがこんなにも素晴らしく、ありがたいことなのだと実感しました」とコメント。また、乳ガン患者という難しい役柄を演じたことに対して、「役として経験してもつらかったのに、実際に(ガンに)なってしまったとしたら、そのつらさは考えられないほどだと思う」と語り、「撮影の前には乳ガン検診をしましたが、これからもマメに検査に行こうと思いました」と、乳ガンの早期発見の大切さを訴えて会場を後にした。

Mayu/ココロの星」は9月15日より北海道にて先行公開、9月29日より全国ロードショー。

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