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水野美紀「あと10年アクションやりたい」。押井作品でガンアクションに挑戦!

2007年9月4日 12:00

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「真・女立喰師列伝」(左から)押井守監督、水野美紀
「真・女立喰師列伝」(左から)押井守監督、水野美紀

[映画.com ニュース] 押井守が原作・総監修を努めるオムニバス映画「真・女立喰師列伝」の完成披露試写会が9月3日、東京・六本木オリベホールで開かれ、押井監督や水野美紀ら監督・主演女優陣が舞台挨拶に登壇した。

真・女立喰師列伝」は、押井監督が「うる星やつら」などの自作にも何度か登場させている、立ち食いによる無銭飲食を生業とする架空の仕事人“立喰師(たちぐいし)”を描く作品で、06年には押井監督自身により「立喰師列伝」が製作・公開された。今回は6人の女立喰師を主人公にした6本のオムニバスで、うち2本で自らメガホンも取った押井監督は、「前作が意外にも真面目な作品になったので、“今度は女優を中心にしたエンターテインメントを”と言い続けていたら本当に実現した。あとはお客さんが入ってパート2でも作れれば」と満足気に挨拶した。

一方、「自分の中で今は“アクション強化キャンペーン”実施中です(笑)。積極的にアクションに取り組みたい」と語る水野美紀は、ウエスタン風のアクション作品「荒野の弐挺拳銃 バーボンのミキ」(辻本貴則監督)に主演。「初めて2丁拳銃を扱う役で楽しめた。体を動かすのが好きで、あと10年はアクションをやりたい」と意欲満々だ。今回演じた“バーボンのミキ”は、幻のバーボンを捜し求める男勝りの“立呑師(たちのみし)”という設定だが、「私もお酒は(男性にも)負けないと思います」とのこと。

アクションあり、SFあり、ラブストーリーありとジャンルも様々な今回の6本は、水野のほか、小倉優子が80年代のアイドルに扮する「歌謡の天使 クレープのマミ」(神谷誠監督)など、女優たちのちょっと風変わりな活躍が楽しめそう。

「真・立喰師列伝」は、11月10日から30日まで渋谷シネクイントで限定レイトショー。それに先立ち、10月20日から開催される第20回東京国際映画祭の「日本映画・ある視点」部門への正式出品が決定している。

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