サブちゃん登場!「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」完成披露
2007年8月22日 12:00

[映画.com ニュース] 鬼才・三池崇史監督が西部劇と時代劇を融合させ、全編英語で製作した「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」の完成披露試写会が、8月21日、東京・有楽町の有楽町朝日ホールで行われ、三池監督以下、主演の伊藤英明、佐藤浩市、安藤政信、桃井かおり、そして主題歌を担当した演歌の大御所、北島三郎が登壇した。
本作は29日よりイタリアで開催される第64回ベネチア国際映画祭のコンペティション部門に選ばれているほか、カナダの第32回トロント国際映画祭にも正式招待された話題作。「出来上がらないのではないかと不安に思う時期があった」と三池監督が話すほど難産だったという本作だが、佐藤は「僕らが映画の仕事を始めた20数年前は、“終わらないのでは?”と思う現場が結構あったが、今は行儀良く2~3日の遅れで撮り終わる。だが、今回は久しぶりに大変な撮影で、映画を撮っていることを実感させてくれる現場でした」と振り返り、「客に見せるのはもったいない、出来れば誰にも見せたくないと思えるほどの映画になりました」と誇らしげに語った。
また、タイトルにちなんで、キャストをすき焼きの具に例えて欲しいと聞かれた監督は「桃井さんは絹ごし豆腐。浩市さんは白菜。安藤さんはしょう油」と答えると、伊藤は自分で「僕は春菊かな。あってもなくてもいいんですけど」と話し、会場の笑いを誘った。
最後に、三池監督から直談判され、実に23年ぶりに映画の主題歌を担当した御年71歳の北島は「僕は西部劇の大ファン。70歳を過ぎて、また新しいものを見つけることが出来たような気持ち。こんな素敵な映画の主題歌を歌わせて頂いて感謝したい」と述べ、本作にエールを贈った。「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」は9月15日、全国ロードショー。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ジュラシック・ワールド 復活の大地
【観てない人マジもったいない!!】まだ間に合う!この連休に映画館へ【知れば絶対に観たくなる7の事実】
提供:東宝東和

Dear Stranger ディア・ストレンジャー
【4歳の息子が誘拐された。しかし誘拐犯が死体で見つかった】衝撃の極限ヒューマンサスペンス
提供:東映

ワン・バトル・アフター・アナザー
【個人的・下半期で観たい映画No.1】なにこれ!!? 全員主役級キャストがクセ“マシマシ”異常者に
提供:ワーナー・ブラザース映画

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント