文庫本判フリーペーパーで、DVD「ゲド戦記」がもっと分かる!?
2007年6月1日 12:00

7月4日、スタジオジブリのアニメ「ゲド戦記」(宮崎吾朗監督)のDVDが発売される。原作は、SF作家アーシュラ・K・ル=グウィンによるファンタジー文学の金字塔「ゲド戦記」(岩波書店、全6巻)。その作品世界を深く理解してもらおうという考えから生まれた文庫本サイズのフリーペーパー「ゲドを読む。」が、6月6日より全国有名書店ほかで110万冊無料配布される。
スタジオジブリと岩波書店の編集協力により集められた記事は、映画「ゲド戦記」の劇場パンフレットや岩波の雑誌等にも発表されていた、原作の魅力を伝える8本のコラム・エッセイ・対談。それに、中沢新一氏(宗教人類学者)が作品のバックグラウンドや各巻のテーマを分かりやすい言葉で書き下ろした論文「『ゲド戦記』を読む」を新たに加えた、全208ページの“いつまでも持っていたい文庫本サイズの読み物”になっている。プロデュースは「ほぼ日刊イトイ新聞」の糸井重里氏、装丁はデザイン界の風雲児、佐藤可士和氏。表紙の色は赤・水色・黄・ピンク・黒の5種類ある。なお、在庫がなくなり次第、配布は終了。下記オフィシャルサイトで全国の配布店を確認できる。
また、この「ゲドを読む。」配布開始に合わせ、この春開館したばかりの東京・六本木の国立新美術館内にあるミュージアムショップ、スーベニアフロムトーキョーで、「Inside of Gedo Senki/宮崎吾朗の内側」と題された写真展が、6月6日~25日まで開催される。写真家・広川泰士氏が宮崎吾朗監督に迫った巨大ポートレートが展示されるほか、宮崎監督の今を形作った“ゆかりの本”や、本周りの仕事を数多く手掛ける企画集団BACH(バッハ)がセレクトした映画「ゲド戦記」を知るための書籍が多数、展示販売される。
会場:国立新美術館ミュージアムショップ スーベニアフロムトーキョー
日時:6月6日~25日(火曜休館)
開館時間:10:00~18:00(金~20:00)
問合せ:スーベニアフロムトーキョー(TEL:03-6812-9933)
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