リュック・ベッソン監督とワインスタイン兄弟が大喧嘩!
2007年5月29日 12:00
フランスの映画監督リュック・ベッソンが、新作「アーサーとミニモイの不思議な国」の全米配給を行ったワインスタイン・カンパニーを批判した。
同作は昨年末に全米公開されたものの、ボックスオフィス成績はわずか1500万ドル(製作費は8600万ドル)と奮わなかった。ベッソン監督は、その原因がワインスタイン・カンパニーのマーケティング戦略にあると批判。エンターテインメント情報サイトSuicideGirls.comの取材に対し、ベッソン監督は「これまで映画業界で30年間やってきたが、あの会社は僕がこれまでのキャリアで付き合ってきたどの国のどの会社よりも最悪だ。彼らは映画に勝手に手を加えて、まるでアメリカ映画であるかのように見せかけた」とコメント。アメリカ版「アーサーとミニモイの不思議な国」の声優に、マドンナやスヌープドッグ、ロバート・デニーロなどを起用したことがヒットしなかった原因だとまくしたてた。
このコメントに対し、ワインスタイン・カンパニーのハーベイ・ワインスタインは反論。ニューヨーク・デイリー・ニュース紙の取材に対し、「彼は頭がおかしい。過去の人間のくせに」と述べている。
「アーサーとミニモイの不思議な国」は9月日本公開。