ディカプリオがカンヌで環境問題を訴えるドキュメンタリーを発表
2007年5月22日 12:00
環境問題に積極的に取り組む活動家として知られるレオナルド・ディカプリオが、現在開催中のカンヌ国際映画祭で地球温暖化問題の重要性を訴えた。
自身で共同プロデュース、共同執筆、ナレーションも務めたドキュメンタリー映画「The 11th Hour」を引っ提げカンヌ入りしたディカプリオは、米業界紙ハリウッド・レポーターの取材に対し、セレブリティである彼がシリアスな映画に参加することによって、アル・ゴアの「不都合な真実」とは違った観客に環境問題をアピールできる可能性がある一方で、より多くの批判にさらされる危険性があることを認識しているとコメント。「僕は専門家としてではなく、あくまで問題意識を持った一般市民として関わっているだけなんだ。僕が参加していることで、より多くの人にこの映画を見てもらうことができたらうれしい」と語っている。
同作は、人類がもたらす気温の上昇が、地球全体にどんなにダメージを与えるか描くもので、科学者スティーブン・ホーキング博士や元ソ連大統領ミハエル・ゴルバチョフ氏がコメントを寄せている。