イーストウッドがデイブ・ブルーベックのドキュメンタリー映画を製作
2007年3月20日 12:00

クリント・イーストウッドは骨の髄までジャズ狂だ。米ジャズ・タイムズ誌によると3月14日、イーストウッドが「テイク・ファイブ」などのヒットチューンで知られるジャズ界の伝説的ピアニスト、デイブ・ブルーベックのドキュメンタリー映画を製作総指揮すると発表した。タイトルは「Dave Brubeck─In His Own Sweet Way」。
監督は、「カウント・ベイシーと甦えるブルー・デヴィルズ/KCジャズの侍たち」(79)の監督を務めたブルース・リッカー。同じくイーストウッドが製作総指揮した「セロニアス・モンク/ストレート・ノー・チェイサー」(88)のプロデューサーであり、イーストウッドがカーネギーホールでピアノを演奏したTV番組「Eastwood After Hours: Live at Carnegie Hall」(97)や、彼の生涯をつづったTV映画「クリント・イーストウッド アウト・オブ・シャドー」(00)の監督を務めている。今回のドキュメンタリーには、昨年のモンタレー・ジャズ・フェスティバルへの出演場面なども収められる予定。42年にパシフィック大学を卒業後、米西海岸で活躍し、“デイブ・ブルーベック・カルテット”として成功を収めた彼の実像に迫る。
イーストウッドは公式のプレスにこう述べている。「デイブ・ブルーベックはアメリカの神話だ。彼こそは絶えず極上の音楽を提供し続けた“オリジナル”なアメリカ人であり、まったく新しい世代にジャズの世界を広め、その音楽を国際的な言語にまでした人だ」
イーストウッド(製作総指揮)&リッカー(監督)のコンビは、現在、ジャズシンガー、トニー・ベネットについてのドキュメンタリー映画「Tony Bennett: The Music Never Ends」を製作中であり、こちらは08年全米公開の予定だ。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ジュラシック・ワールド 復活の大地
【観てない人マジもったいない!!】まだ間に合う!この連休に映画館へ【知れば絶対に観たくなる7の事実】
提供:東宝東和

Dear Stranger ディア・ストレンジャー
【4歳の息子が誘拐された。しかし誘拐犯が死体で見つかった】衝撃の極限ヒューマンサスペンス
提供:東映

ワン・バトル・アフター・アナザー
【個人的・下半期で観たい映画No.1】なにこれ!!? 全員主役級キャストがクセ“マシマシ”異常者に
提供:ワーナー・ブラザース映画

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント