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「ホビットの冒険」を巡り、ジャクソン監督とスタジオの抗争が激化!

2007年1月16日 12:00

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冷静に話し合いを!
冷静に話し合いを!
大ヒット作「ロード・オブ・ザ・リング」の前章にあたる「ホビットの冒険」の映画化を巡り、ピーター・ジャクソン監督とニューライン・シネマの対立が泥沼の様相を呈している。「ロード・オブ・ザ・リング」第1作の興行収入を不正計上したとして、ジャクソン監督がニューラインを訴えるなか、「ホビットの冒険」の製作権を握るニューラインは、ジャクソン監督が訴えを取り下げることを条件に監督をオファー。しかし、ニューラインに不信感を募らせるジャクソン監督は、会計問題をクリアにしない限りは「ホビットの冒険」についての話はしないと突っぱねた。その後、ニューラインは別の監督を擁立しようとしたものの、「ホビットの冒険」の配給権を握るMGMや「ロード・オブ・ザ・リング」ファンからの反発に遭っている。
しびれを切らしたニューライン・シネマの最高経営者であるロバート・シャイは、SCI FI Wireの取材に対し、ジャクソン監督を「傲慢だ」と罵った。「契約に従って、これまで2億5000万ドル(約300億円)も支払っているのに、ジャクソンはいきなり話し合いを打ち切って背を向けた挙句、我々を訴えた。そして、自分の計画にこちらが沿わない限り、いっさい口をきかないと言っている。もう彼とは2度と仕事をするつもりはない」と言い切っている。
これに対し、ジャクソン監督は映画サイトAin't It Cool Newsに返答を寄せた。「ニューライン・シネマとの問題は、『ロード・オブ・ザ・リング/旅の仲間』を部分的に会計監査したときに発覚した不審な箇所について、ニューラインが説明を拒否している点のみです。我々は『旅の仲間』の会計監査結果について何度となく対話を試みてきましたが、ニューラインはずっと非協力的でした。そのため、法律で定められている契約上の権利を行使し、法的手段に訴えることになったわけです。裁判が好きな人はいませんが、このスタジオは我々に別の選択肢を与えてはくれませんでした。それから2年間、我々の複数にわたる要求にも関わらず、スタジオは『二つの塔』と『王の帰還』に関しての会計監査を拒否しています。映画の会計を監査することは、業界内では一般的に行われている正当な行為であり、なぜニューラインが拒むのか理解に苦しみます。つまり、我々が法的手段に出たのは、ニューラインに契約上の義務を履行させるためです。ロバートがこの件を個人的なこととして受け取ったのは残念なことです。私はロバートをはじめとするニューラインの重役の方々に尊敬と愛情を抱いており、これからもそうしていくつもりです」と語っている。

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