桃井かおりが監督デビュー「無花果の顔」
2006年9月1日 12:00

昨年「SAYURI」でハリウッドデビューを果たした女優の桃井かおりが、今度は映画監督デビュー。初監督作「無花果(いちじく)の顔」の完成記者会見が、8月30日、東京・渋谷のセルリアンタワー東急ホテルにて行われ、桃井かおりと主演の山田花子が登壇した。
「無花果の顔」は、家族と女性の生き方を娘の視点を通して描いた人間ドラマ。桃井自身が以前に書き下ろした短編小説をもとに、脚色・監督した。「(プロデューサーに)出てもいいし出なくてもいい、監督してもいいと言われて、企画書を出したら通ってしまった」と監督デビューの経緯を話し、「『映画ってなんとなく出来てしまうものだなあ』と感じています」と初監督の感想をこぼした。
映画初主演の山田花子は、主演女優として登壇し、質疑応答には満面の笑みで応えていたが、緊張のためまとまりの悪い言葉で返していたため、見るに見かねた桃井が横から「(この調子なので)皆さんにも、現場の苦労が伝わると思う(笑)」と毒のあるフォロー。続けて花子を主演女優に選んだ理由について「いつもTVで見ているお笑いの彼女が窮屈そうに見えたから、お芝居の世界に引きずり込んでみたけど、何かが違った。やっぱりお笑いの人なんだということがわかった」と語り、女優・山田花子を突き放した。桃井は初めての監督業を終えて「改めて女優っていい仕事ということがわかった」と話し、まだまだ女優・桃井かおりとしてやっていきたいと決意を新たにしていた。
「無花果の顔」は12月23日より、シネマスクエアとうきゅうにてロードショー。
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