香取慎吾も太鼓判。「日本沈没」完成披露!
2006年5月30日 12:00
日本列島が海面下に沈没するという衝撃的なストーリーで、400万部近いベストセラーとなった小松左京の同名小説を映画化し、現在の価値に換算して80億円以上の大ヒットを記録した「日本沈没」(73)。同作を「ローレライ」の樋口真嗣が監督したリメイク版が完成し、5月29日、完成披露イベントが、東京・九段下の日本武道館で行われ、その模様が札幌、名古屋、大阪、福岡の各会場に同時配信された。
子供の頃に観たオリジナル版をきっかけに映画の道へ進んだと公言する樋口監督は、完成した作品について「俺の映画じゃないみたい、と思った。自分のルールだけで作っていたら、ここまで凄い映画にならなかったと思います」と、スタッフ、キャストと意見をぶつけ合ったという本作について自信満々に語った。
一方、主演の草なぎ剛も、「言葉が出ないほど呆然としてしまった。一緒に観た(香取)慎吾からは、『こんなに良い作品に出演できて羨ましいよ』と言われました。超大作に出演できて嬉しいです」と、興奮気味に語り、会場に集まった7500人のファンの笑いを誘った。また、ヒロインに扮した柴咲コウも、「とにかくダイナミックな作品。自分も災害に巻き込まれているような、リアルな臨場感を感じてもらえると思います」と、樋口監督の手腕を絶賛していた。「日本沈没」は、7月15日より公開。