北野作品に演出学んだ独映画「青い棘」
2005年10月25日 12:00

1927年6月28日、早朝のベルリンで19歳の学生が自宅で友人を射殺し、続いて自らも頭部を撃ち抜いて自殺した――。“シュテークリッツ校の悲劇”と呼ばれる実在の事件を映画化した「青い棘」のアヒム・フォン・ボリエス監督が、自作について語った。
この事件は過去に2度、1929年と60年に映画化されており、今回が3度目の映画化になるという。「60年の映画は、当時の若者に見せるには危険だったと判断されたのか、未公開だったので、つい最近まで観られませんでした。29年のものは、現存している最後のフィルムが修復中で、まだ観ることができません。ですから、今回はなんの先入観もなく新しいものを作ることができました」
若者ゆえの青さや純粋さを描く本作には、一貫して独特の空気が流れている。「もともと書かれた脚本がありましたが、全く中身がなかったので全部捨てました。私は事件の3日間だけを描くために、余計なものは排除しました。自分が若い頃の気持ちを思い出しながら脚本を書き、1920年代の空気を若者の目を通して描きたかったんです」
そう語る監督は、“空気感”や“雰囲気”こそが重視したものだったという。そして、そうした雰囲気を演出するために参考になったのが、北野武の作品だとか。「北野監督の作品から、シーンは10程度もあれば十分に描けるということを学びました。実際のシーン数は10以上になってしまいましたけれどね」
10月29日よりBunkamuraル・シネマほかにてロードショー。
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