7年ぶりの「ガメラ」最新作がクランクアップ!
2005年10月18日 12:00
会見場にはガメラも登場
いまだに根強い人気を持ち、今年で生誕40周年を迎える「ガメラ」シリーズ。7年ぶりに復活した最新作「小さき勇者たち/ガメラ」が先日クランクアップし、10月12日、東京・日比谷の帝国ホテルにて、出演者らによる記者会見が行われた。
主人公・透役の富岡涼と、その幼なじみ・麻衣役の夏帆(かほ)は、今までガメラシリーズを観たことがなかったそう。さらに前作の公開時にまだ6歳だった富岡にいたっては「ガメラの存在そのものを知らなかった」ということで、世代のギャップに記者席も少なからずショックを受けていた。一方、透の父親を演じた津田寛冶は「子どもの頃は座布団が敷かれた公民館で、よく『ガメラ』を上映していました。平成ガメラシリーズも大好きなので、この作品は思い入れが深いです。今作は今までのガメラとは一味違う、人間ドラマが融合した作品になりました」と笑顔で語った。
また、今後のシリーズ化について問われた黒井和男角川映画社長は「今のところは全然考えていない」としながらも、「一作目の興行収入次第ではもしかしたら……」と、ちらりと期待を覗かせた。「小さき勇者たち/ガメラ」は、06年4月29日よりロードショー。