コッポラ、8年ぶりに監督業に復帰
2005年9月27日 12:00
97年の「レインメーカー」以来、監督業から遠ざかっていたフランシス・フォード・コッポラ監督が、8年ぶりに新作「Youth Without Youth」を撮ることが明らかになった。主演はティム・ロス、共演にはアレクサンドラ・マリア・ラーラ、ブルーノ・ガンツ、マルセル・ユーレスら。低予算の自主製作映画で、10月3日からルーマニアで撮影開始、公開は06年末か07年春になる予定。
原作は、ルーマニアの哲学者ミルチャ・エアリーデの同名小説で、第2次世界大戦直前を舞台に、ナチの研究に没頭するようになったドミニク・マテイ教授の生活を描いたもの。コッポラ監督によれば「本作はおとぎ話で、理論的な『トワイライト・ゾーン』のような作品になる」のだとか。さらに、コッポラ監督は20年前から未来のニューヨークを舞台にした「メガロポリス」の脚本を執筆しており、近いうちに映画化したい意向だという。