会場では、建物に入る時点で、身分証明のための名刺と会見の案内状を提示されられるという物々しい厳戒態勢。それもそのはず、この日訪れたのは、テレビカメラ90台、スチルカメラマン300人、記者700人と、合計1100人近い報道陣。熱の冷めてきた感もある韓流ブームだが、まだまだヨン様への注目度が非常に高いことを証明した。
そんななか行われた会見で、“不倫”をテーマにした本作について聞かれた
ペ・ヨンジュンは、「以前は、自分だけの考えに囚われ、基準を決めて、その中で動いていたように思います。『
四月の雪』を撮った後は、人生や愛についての理解の幅が広がった気がします。俳優というのは1作品ごとに(人間として)成長していくものですが、今回の作品は十分に私を成熟させてくれたと思います」とコメント。共演の
ソン・イェジンも、「今回の映画を通して、愛というのはそれほど易しく単純な感情ではないのだとわかりました。“誰かを愛すること”より“愛を維持していくこと”の方がとても大変だなと思いました」と語った。9月17日より公開。