スタローン、「ランボー4」で復活
2005年6月7日 12:00
88年の「ランボー3/怒りのアフガン」以来、17年ぶりにシルベスター・スタローン主演の「ランボー」シリーズが復活することになった。ミラマックスの一部門であるディメンション・フィルムが97年より同作の映画化権を所有していたが、「ランボー4」の企画は暗礁に乗り上げたままだった。ところが今年、ミラマックスを離れるワインスタイン兄弟が同作の権利を放出したために、新たに権利を獲得したニュー・イメージ社のもと、ようやく「ランボー4」が始動することになった。
スタローンは、「契約書にサインしたばかりだ。映画ファンのみんなに、また本物のアクションヒーローを披露できるようになって嬉しい」と声明を発表。スタローンが執筆した今回のストーリーは、都会生活に嫌気のさしたランボーが一家を引き連れて田舎に移住。しかし、ナバホ族の血を引くランボーを、現地の白人至上主義者グループが嫌い、10歳の娘を誘拐。ランボーが救出に立ち上がる、という筋書なんだとか。なお、ニュー・イメージは、フランチャイズ化を狙っているという。「ランボー4」は、来年1月からブルガリアで撮影開始する予定。