「エピソード3」は掟破り作品。ゲイリー・オールドマンが出演を断念
2004年9月21日 12:00
「スター・ウォーズ エピソード3」で、分離主義のリーダーであるグリーバス将軍の声を担当する予定だったゲイリー・オールドマンが、出演を断念したと発表した。その理由は、彼が所属する全米俳優協会「Screen Actors Guild(以下SAG)」の規定にある。SAGとは映画やテレビ、コマーシャルなどで働く俳優を守るために設立された団体で、今ではハリウッド映画で活躍するすべての俳優が所属していると言っても過言ではない。近年、製作費の高騰に悩むハリウッドのスタジオは、SAGの規定から逃れるために、海外での映画製作を率先して行ってきたが、SAGは02年に「グローバル・ルール・ワン」なる規則を制定し、外国で製作される映画に関しても、SAGの規定が適用されることになった。ゲイリー・オールドマンが「エピソード3」への参加を断念した理由は、同作がSAGの規定に則っていない、非SAG映画だということが発覚したからだ。オールドマン自身は参加を熱望していたらしいが、SAGのメンバーが非SAG映画に出演することは協会から禁じられているため、断念したという。つまり、ナタリー・ポートマン、ユアン・マクレガーら他の俳優たちは、SAGに加入してないか、さもなければ加入しながらルール違反を承知で出演しているということだ。
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