「デイ・アフター・トゥモロー」会見。環境省も映画に便乗
2004年6月1日 12:00

話題のディザスター・ムービー「デイ・アフター・トゥモロー」の公開を目前に控えた5月31日、ローランド・エメリッヒ監督、主演のデニス・クエイド、ジェイク・ギレンホール、エミー・ロッサムら6名が来日。グランド・ハイアット東京(東京・六本木)にて来日記者会見を行った。
エメリッヒ監督は「この作品は単に地球温暖化の行く末を描いたものではありません。危機的状況に陥った時にメキシコに助けてもらうシーンを描くことで、弱い国を見下し続けるアメリカに警鐘を鳴らすつもりでした」と、反ブッシュを匂わせるコメント。また、主演のデニス・クエイドは「パニック映画が大好きで、『インデペンデンス・デイ』を観たときから監督の作品に出演したいと思っていました」と念願が叶った喜びを語った。そして、現在人気急上昇中の若手、ジェイク・ギレンホールは「大作は金儲け主義で作品の質が低いものが多いけど、この作品には他の大作にはない強いメッセージ、描きたいポイントがあります」と、作品の質を強調していた。
なお、来日した6名は同日、環境省の小池百合子環境大臣を表敬訪問した。環境省は映画上映に合わせ、地球温暖化対策のための普及啓発を行うほか、環境月間のポスターでも同作とタイアップしている。
「デイ・アフター・トゥモロー」
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