ピクサーがディズニーと離縁する理由
2004年2月10日 12:00
ディズニーとの提携関係を解消すると発表したばかりのピクサーだが、CEO(最高経営責任者)スティーブ・ジョブスがロサンゼルス・タイムズ紙のインタビューに答え、ディズニーと袂を分かつ理由について「ディズニーは創造力が減退しており、新しい契約にも妥協しようとしない」と説明した。ピクサーの作品群が、ディズニーに多大な利益をもたらしているにも関わらず、一向に契約内容を見直そうとしない姿勢に愛想をつかしたようだ。また、もう何年もディズニーとクリエイティブ面での共同作業を行っておらず、ピクサーは独自に作品を企画・開発してきたという。最近のディズニー映画についても辛辣で、「トレジャー・プラネット」や「ブラザー・ベア」については「コケた」、「ピーター・パン2/ネバーランドの秘密」や「ライオン・キング2」などの続編については「非常に恥ずかしい出来」とコメント。両社のクリエイティブ能力を判断したければ「ピクサーとディズニーの一番新しい3本の映画を比較してみるといい」と言い切った。
気になる新たなパートナーだが、現在、ハリウッドのすべてのメジャースタジオからオファーを受けており、3月から正式交渉を開始するという。ディズニーとの関係が終了することを「悲しんでいる」としながらも、「ピクサーの黄金時代はこれからも続くだろう」と自信満々に語った。
ピクサーとディズニーの提携関係は、「Mr.インクレディブル」(12月4日公開予定)と「Cars」(05年公開予定)の2作品をもって終了となる。

「トレジャー・プラネット」
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