小津の命日にオマージュ作品がワールドプレミア
2003年12月16日 12:00

この日は小津監督の生誕100年の記念日で、命日にも当たる日。監督を敬愛するホウ監督は、作品の仕上がりについて「小津監督の精神性をより明確に見せられると思う」と自信を覗かせた。また、本作が映画初出演で初主演となる歌手、一青窈は「監督のディレクションが良く、ありのままの自分でいられました」とプレッシャーがなかったことをアピールした。とはいえ、リテイクの多さ、セリフも台本も特になしといったホウ監督独特の演出には、キャスト一同苦労した模様。海外の作品への出演歴を持つ浅野忠信も「ホウ監督の撮影スタイルは初めての経験。電車のシーンを毎日撮っていたので鉄道会社の人もびっくりしたのでは」とエピソードを披露した。
なお、当日は小津安二郎生誕100年記念国際シンポジウム“OZU 2003”も開催され、パーソナリティとしてマノエル・デ・オリヴェイラ監督、アッバス・キアロスタミ監督ら錚々たる巨匠たちが勢ぞろいした。「珈琲時光」は来年のカンヌ国際映画祭への出品が決まっており、日本での公開も来年となる。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
WEAPONS ウェポンズ
【問題】子ども17人が同時に行方不明に…このヒミツ知りたい? ネタバレ厳禁考察ミステリー緊急公開
提供:ワーナー・ブラザース映画
WIND BREAKER ウィンドブレイカー
【この冬、一番かっこいい男たちに会いに行こう】ビジュ限界突破。ぜ~んぶがクリティカルヒットした話
提供:ワーナー・ブラザース映画
昼、母親。夜、ドラッグの売人。
【衝撃の感動作】大切な人のためならどこまでも頑張れる。たとえそれが、どんなに危険なことでも。
提供:松竹
この冬、絶対に観る映画はありますか?
【私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
すべての瞬間が魂に突き刺さり、打ち震えるほどの体験が待っている。
提供:ディズニー
日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化
【前代未聞の事件】そして鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI