「パチーノに気を遣って5キロ痩せたわ」。CGキャラ役の女優が来日
2003年8月26日 12:00

落ちぶれた映画監督が起死回生のためにCGで完璧な女優を生み出し、スキャンダルに巻き込まれる様を描いた「シモーヌ」で、監督のアンドリュー・ニコルと、CG女優シモーヌを演じたレイチェル・ロバーツが来日、8月21日にホテル西洋銀座(東京・銀座)で記者会見を開いた。
モデルとして活躍し、本作が映画初出演になるレイチェルは、「デジタルのキャラだから、動きやしゃべり方など注意するところが多くて大変だった。それにアル・パチーノとの共演でとてもナーバスになって、5キロも痩せたわ」と、撮影時の心境を語った。一方、社会に対する風刺の効いた作風で知られるニコル監督は本作について、「セレブリティとは作り出されたイメージに過ぎない。この映画は現代のスター崇拝を皮肉ったもの」と、独自の“セレブ観”を交えて語った。そんなニコル監督はカリフォルニア在住だが、シュワルツェネッガーの知事選出馬については「私ならシモーヌに一票入れるよ(笑)」と、ここでは明言を避けた様子。最後にアル・パチーノ演じる主人公の映画監督“タランスキー”のネーミングについて質されると「お察しの通り、タランティーノとタルコフスキーを足したんだ(笑)」と明かした。9月13日より、日劇3ほか東宝系にてロードショー。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“人生の物語”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ

むちゃくちゃすぎておもろい
【この“刺激作”、超オススメ!】“中毒者”爆増中! 世界記録樹立の爆裂ヒット作!!
提供:JCOM株式会社

エグい怖い、そしてむちゃ楽しい――
【ホラー映画史上歴代No.1】まずは映像をごらんください――超人気シリーズ、極限の完結編!!
提供:ワーナー・ブラザース映画

好きで好きで、狂いそうになる一作に出合いました
感情移入が止まらない。闇社会でもがく3人の青春と絆が、愛おしくて、たまらなくなる。
提供:THE SEVEN、ショウゲート