「ベンとは二度と共演しない」とジェニロペ
2003年8月5日 12:00
ジェニファー・ロペスとベン・アフレックの熱愛のきっかけとなった初共演作「ジッリ」が、先週末3日間のボックスオフィスでランキング第8位、興収380万ドル(約4億5000万円)という惨憺たる成績でデビューした。ハリウッドの2大スターが共演した製作費5000万ドルクラスの作品にしては、なんともさびしい限り。前評判の悪さがそのまま成績に結びついてしまったようである。
「ジッリ」は、ジェニファー演じるレズビアンの殺し屋が、ベン演じる異性愛の男性に傾いていく物語で、公開前からアメリカの同性愛グループからバッシングを受けていた。また、各メディアでも「粗悪で下品」「最悪の1本」などと酷評が噴出、ニューヨーク・ポスト紙は映画を批判するために丸1ページを費やしていた。
ショックを受けたジェニファーは、加熱する2人の熱愛報道が映画の失敗に結びついたと分析。今後、二度とベンとは共演しないと誓ったという。一方のベンは、元恋人のグウィネス・パルトロウと共演したことで話題を呼んだ「偶然の恋人」が、全米ボックスオフィスで同様の運命をたどった経験があるためか、たいして気にとめていないようだ。ちなみに、「ジッリ」に続いて2人が共演したケビン・スミス監督作「ジャージー・ガール」は、2月に全米公開予定。どのような結果になるか、注目である。