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トム・ハンクスからの直電にビックリ。ニア・バルダロス来日

2003年7月29日 12:00

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ニア・バルダロス(左)と製作のゲイリー・ゲッツマン
ニア・バルダロス(左)と製作のゲイリー・ゲッツマン
全米で、インディペンデント作品史上最高の2億4000万ドルという興収を記録した「マイ・ビッグ・ファット・ウェディング」が日本でも公開中だ。この作品の主演、脚本を務めたニア・バルダロスがプロモーションのため製作のゲイリー・ゲッツマンとともに来日、7月28日、新宿・パークハイアット東京にて記者会見を行った。
ギリシャ系アメリカ人のニアは女優としてなかなか売れず苦労していた頃、自分の結婚式の話を題材に1人芝居を始めたが、それを観に来たトム・ハンクス夫妻がプロデュースを名乗り出て映画化が実現、一躍スターとなった。そのきっかけを「トムから最初に電話がかかってきた時は、友人のいたずらだと思って切ってしまったの。再度かかってきて『本物のトムだよ』って言われた時には、『ハーイ、トム』って声を1トーン高くしてしまったわ(笑)。『君の1人芝居を映画にしよう』って言われて『私を主役にして』って言ったの。ハリウッドでは無名の俳優が主役を演じるなんてありえないという現実を知らなかったのよ。知らなくて得したわ(笑)。トムには『Are you crazy?』って言われたけど(笑)」と当時の驚きぶりを再現した。映画には実の両親や夫も出演しており、彼らは映画が大ヒットしてからは「何を買ってくれるの?」とニアにおねだりばかりするそう。しかし本人は「ヒット後も生活に変化はありません。お店で下着を買っていたら、私に気が付いた人がその下着の写真を撮るようになったぐらい(笑)」と、終始明るい笑顔を絶やさなかった。本作は丸の内プラゼールほかにて公開中。

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