ニコール・キッドマン、喫煙で叱られる
2003年5月27日 12:00
ニコール・キッドマンが、カンヌ国際映画祭での「Dogville」の記者会見の席で、世界各国のメディアを前に喫煙していたとして、母国オーストラリアの喫煙反対運動組織(ASH)から猛反発を受けている。キッドマンは会見で、ラース・フォン・トリアー監督から静止されたにもかかわらず、タバコを吸い始めた。ASHは「キッドマンのような著名人が喫煙している場面が報じられることは、子供に影響を与え、新たな喫煙者を増加させることにつながる。タバコ産業にとってはこの上ない広告」と批判。「彼女がタバコを吸う権利は認めるが、著名人としての責任を自覚し、習慣性が強く命に関わるような危険な製品を若者に宣伝するような行為は慎むべきだ」とコメントしている。