ILMがアニメ部門を新設
2003年5月13日 12:00
ジョージ・ルーカスが、インダストリアル・ライト&マジック(ILM)に、「ルーカスフィルム・アニメーション」というアニメーション部門を新設した。ピクサー、ドリームワークスに続く大手アニメスタジオの誕生だ。ルーカスフィルムの広報担当者によれば、このユニットはまだ初期段階にあり「公にすべきプロジェクトを持っていない」として詳細は明らかにされていないが、ILMの副社長であるパティ・ブロウ率いる9人のチームであることが確認されている。ちなみに、「モンスターズ・インク」「トイ・ストーリー」で知られるピクサーは、17年前はルーカスフィルムのコンピュータ・グラフィックス部門だった。ルーカスがアップル・コンピューターのCEOであるスティーブ・ジョブズに1000万ドルで売却し、現在のピクサーとなったという経緯がある。