「ホワイトハウス」(原題「West Wing」)といえば、アメリカでもっとも人気のあるテレビドラマのひとつだが、そのなかで大統領を演じる
マーティン・シーンが、クビになる可能性が出てきた。その理由は、なんと反戦運動をしているためだという。
マーティン・シーンは、ハリウッドのなかでももっとも声高に反戦を訴えている俳優だが、それが戦争賛成派のアメリカ人の反感を買い、毎日数え切れないほどの嫌がらせのメールを送られている。また、賛成派が番組スポンサーに圧力をかけているため、スポンサーがボイコットに出れば、テレビ局はシーンを降ろすしかなくなるというわけだ。
インターネットには、反戦運動をするセレブを糾弾する組織(Citizens Against Celebrity Pundits)まで出来ていて、この団体によると「マーティン・シーンや、マイク・ファレル、
ティム・ロビンス、
ロブ・ライナー、バーブラ・ストライザンドらのセレブは、自らの名声を利用し、我が国の防衛に干渉している」のだそうである。