007「ダイ・アナザー・デイ」は長編コマーシャル映画?
2002年10月15日 12:00

11月22日から全米公開される007シリーズ最新作「ダイ・アナザー・デイ」が、「企業の広告に成り下がっている」とファンから批判を浴びている。これまで007シリーズは、BMWやギネス・ビールなど「プロダクト・プレイスメント」と呼ばれる企業とのタイアップを率先して行ってきたが、「さすがに今回は度を越している」というのだ。その主張の通り、「ダイ・アナザー・デイ」とプロダクト・プレイスメント契約を結んでいる企業は20社にものぼり、製作側はこれだけで4500万ドル(約54億円)の収入を得たと見られている。これは、「マイノリティ・リポート」のプロダクト・プレイスメント収入2500万ドルを大きく上回っており、おそらく映画史上最高額。「マイノリティ・リポート」では、物語に溶け込ませる形で商品銘柄が登場したため、コマーシャリズムが批判されることはなかったが、はたして「ダイ・アナザー・デイ」はどうだろうか?
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

すさまじい“魂震作”だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント