空前の銃撃戦。「スズメバチ」の監督が来日
2002年9月17日 12:00

わずか4分間に数千発の集中砲火が降り注ぐ空前の銃撃シーンが話題のフランス映画「スズメバチ」。本作のプロモーションのためフローラン=エミリオ・シリ監督が初来日し、9月10日、東京日仏学院(東京・飯田橋)にて来日記者会見が行われた。
70年代のアメリカ映画から多くの影響を受けたというシリ監督は、西部劇的な作りを多用するだけでなく、女性を主人公にし、さらに登場人物たちの心の変化を丹念に描くことでオリジナルのフレンチ・アクションを完成させたという。注目の銃撃シーンについては、「撮影に使用した倉庫は最初きれいだったが、撮影が進むにつれ相当破壊された。失敗できないシーンもあったが、素晴らしい人に特殊効果を担当してもらったので予想通りに出来上がった」とコメント。また、アクション映画を撮る上で難しかったことは? という質問に対して、膨大な予算がかかることを挙げる一方で、「役者にとって、肉体での表現を要求されるのに加え、心理的な緊張感を維持することは大変疲労するものだった」と語った。本作で、知名度の高い俳優が多く出演していることに対し、「それが理由で選んだわけではない。自分なりに彼らの仕事を評価した上で出演を依頼した。私が本当に一緒に仕事をしたいと思った人たちを集めて作った映画です」と答えた。10月下旬よりロードショー。
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