「ロード・オブ・ザ・リング」、原作者遺族が内輪もめ

2001年12月4日 12:00


本編を観て納得してくれることを祈るのみ
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ロード・オブ・ザ・リング」の映画化をめぐって、原作者であるJ・R・R・トールキンの子孫たちが内輪もめを続けている。イギリスのインディペンデント紙によると、トールキンの長男にあたるクリストファー・トールキン(77)が、「ロード・オブ・ザ・リング」3部作を支援している息子のサイモン(42)と断絶状態にあるというのだ。クリストファーは78年のアニメ・バージョンの「指輪物語」を気に入っておらず、今回の企画も当初から猛反発。サイモンは同紙に対し、「反対に合いながらもなお『ロード~』3部作を支援し続けていることが父の怒りを招いたのでは」と語った。さらに、「(10日にロンドンで行われる)ワールド・プレミアをとても楽しみにしている」とし、「“トールキン一族は映画化を承認していない”という報道にショックを受けている」と述べた。

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