ニコール・キッドマン来日、お台場はファンで騒然
2001年10月30日 12:00
11月17日より公開される「ムーラン・ルージュ」のプロモーションのため、主演のニコール・キッドマンが来日し、10月25日、パークハイアット東京にて来日記者会見を行った。テロの影響で大物スターの来日キャンセルが相次ぐ中での来日ということもあり、当日は多くのマスコミが集まった。
今回、来日を決意した理由については「この時期は(テロという)恐怖に支配されず、決められたことをやりとげる姿勢が大切だと思ったから」とコメント。テロに屈しない強い意志は罹災者たちの心の支えとなるに違いない。その後、会見はテロの話から本作品の監督、バズ・ラーマンとの関係に移り、「彼の作品に出演するということは、自分の全人生を捧げるくらいの意気込みがないとできないの。彼は中途半端なクオリティは求めない。だから出演を決めるのは覚悟がいることなのよ」と映画作品を芸術作品にまで昇華させるバズ・ラーマン監督の職人魂を披露した。
翌26日には、お台場シネマメディアージュにてチャリティ・プレミアが開催され、ニコール・キッドマンのほかバズ・ラーマン監督も登場し、舞台挨拶が行われた。試写会場までは赤い絨毯が敷かれ「ムーラン・ルージュ」のムードたっぷり。その上を笑顔をふりまきながら歩く2人の姿に、ファンは悲鳴にも似た歓喜の声をあげ、場内は一時騒然となった。
なお、このチャリティの売上は日本赤十字社からアメリカ赤十字社を通し、全額ニューヨーク市に寄付される。
「ムーラン・ルージュ」
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