窪塚洋介主演で「ピンポン」映画化決定
2001年8月21日 12:00
コミック誌「ビッグコミックスピリッツ」で連載され、その画風や独創性が国内外で高く評価された松本大洋原作のコミック「ピンポン」の映画化が決定。8月15日、パークハイアット東京(東京・新宿)にて製作決定記者会見が行われた。
当日、記者会見には窪塚洋介、サム・リー、中村獅童、大倉孝二ら4名の出演者と曽利監督ら4名のスタッフの計8人が出席。「ピンポン」に対する思いを語った。主演の窪塚洋介は「ピンポンはやった分だけ成果の出るスポーツ。だから今は(卓球の)先生のご指導のもと、役作りに励んでいる」とコメント。本作が映画初出演となる歌舞伎役者、中村獅童は髪の毛も眉毛もバッサリ落として登場。「サウナに行くと誰も俺の隣に座らないんだよね(笑)」という発言に場内は笑いに包まれた。本作が長編第一作となる曽利監督は「松本大洋さんの世界は完成された世界。その世界観を崩すことなくオリジナリティあふれるものを作りたい」と抱負を語った。2002年公開予定。