竹野内豊、ついに映画デビュー！

2月13日、東京・日比谷の帝国ホテルにて、「冷静と情熱のあいだ」の製作発表が行なわれた。本作は、芥川賞作家の辻仁成と、女性から圧倒的な支持を受ける江國香織が、同一テーマを男性と女性それぞれの視点で扱い話題となった同名小説の映画化で、イタリアが舞台のラブ・ストーリー。会見には、主演を務める竹野内豊と、日本でもCMなどで活躍中のケリー・チャン、原作者である辻氏と江國氏、そして大多亮プロデューサーが出席した。

数多くのテレビドラマに出演してきた竹野内は、意外にもこれが映画初出演。「『テレビドラマみたいだね』と言われないように頑張りたい」と、映画という新しいフィールドへ挑戦する意気込みを語った。続いて、共演のケリー・チャンが「日本映画に出演するのは初めて。ガンバリマス」と日本語で挨拶。大多プロデューサーは「ターゲットは20代から30代の女性。しっかりした原作、すばらしい映像、魅了する音楽、そしてこのキャストで、必ず満足できる作品になるでしょう」と本作への自信をうかがわせた。その他のキャストには、ユースケ・サンタマリア、篠原涼子が決定している。11月、全国東宝系にて公開予定。