母の無上の愛情に猛烈に感動
なんと豊穣な作品なのだろう、と感嘆しました。
劇場には聾者の方も鑑賞に来られていて、劇場内の雰囲気もすごく良かったです。
主人公大を演じた吉沢亮もさることながら、
大の母明子を演じた忍足亜希子の演技が素晴らしかったです。
コーダを扱った作品といえば、2022年に日本で上映されたアカデミー賞作品賞受賞作品『コーダ あいのうた』が
記憶に新しいですが、
本作が決定的に異なった描き方をしている... 続きを見る
カンヌ脚本賞おめでとうございます
カンヌで脚本賞を取ったという事でハードルのあがった状態で視聴
本作は一つの時系列を主に三つの視点でリフレインさせて真実を浮かび上がらせる手法を取っています。視点別の印象の違いを強調するためのギミック(先生の飴とかね)に少々あざとさを感じるものの、エンタメ作品としては許容出来る範囲内。終盤、真相究明のカタルシスを重視するより裏で流れていた秘密のドラマにフォーカスする作劇は、一流の非凡さを感じ... 続きを見る
笑わそうとしないで客を笑わす妙味に尽きる
侍として生きる自分と現代人として生きる自分との葛藤に満ちた作品です。最後の殺陣はどんな時代劇よりも迫力満点で緊迫感Max、言うことはありません。ラストの落も秀逸でした。 続きを見る
シビル ウォー アメリカ最後の日
この映画は観る人によって色々な意見と云うか評価が出ると思う。ジャーナリストのを題材にした面もあるし,とにかく人間の残酷さが描かれている作品でもあるね。死が他人事になる過程は残酷だよ!映画の中盤で「どこのアメリカンだ?」って。考えてしまう重要なセリフ。
監督さんがどの様な意図で作品に想いを込めたかは分からないけど内戦理由は差ほど関係無いのでしょう。また,戦争にうとい日本人には理解出来ないところ... 続きを見る
転売屋の横流しにはお気をつけて…
『クリーピー』や『リアル』、最近では『散歩する侵略者』等、独特の世界観で楽しませてくれている黒沢清監督が、菅田将暉を主演に迎えて描いたサスペンス・スリラー。今や生活の一部となったネット・ビジネスを背景に、それを悪用し、不正な転売によって一攫千金を企む一人の男・吉井。吉井によって騙された者達が、憎悪と怒りを渦巻いて、吉井を吊るし上げようとする恐怖を描いている。
黒沢作品らしく、相変わらず何処... 続きを見る
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