カタルシスが足りない
相変わらず、韓国映画で描かれるイジメは、犯罪でしかない。エンタメなので、親の権力を傘にしているクソ野郎へのお仕置きがどこまで痛快に感じるかが、この手の作品の肝。
イジメのエゲツさに比べると、お仕置きがマイルド。モヤモヤが少し残る。
シン・ヘソンの切れ味たっぷりの踵落としが、見どころでございます。 続きを見る
どうすればよかったか?
私は統合失調症経験者です。私の経験をお話しして統合失調症の理解とどうすればよかったのかの私なりの意見を述べさせて頂きます。
詳しい事情を話すと長くなるので省きますが
2度の発症、入院をいたしました。入院は各1ヶ月づつです。父は治療はさせてくれましたが親戚等には病気の事を隠しました。また薬が効き一見正常に見えるともう治ったものと思い私を家から追い出しました。病院の先生は遺伝による原因が有るとお... 続きを見る
面白いけど驚きは無い
アメリカではトランプのスキャンダル含めて有名な話なのかも知れないけど
そこまで興味が無い私としては
各事件というか揉め事が何年の出来事なのかは教えて貰えるともう少し全体が理解しやすいと思った
しかし、元大統領で現役の政治家で次の大統領を実名でここまで映画で描ける文化は羨ましい
日本でもこれくらいの映画作って欲しいもんだよ 続きを見る
夢枕獏先生の陰陽師像の再構築
良作、ただし某漫画や某ボグワーツのように、バンバン超常能力が飛び交う作品かというとそうではありません。そういった意味では、野村萬斎版の陰陽師とは異なる仕立てでしょう。非常にきめ細かな心理描写がされています。ただ、妙に説明をくどく行い、かえって「安倍晴明とは何者か」「陰陽師とは何か」の辻褄が合わなくなってしまった感を受けたのが残念です。細かいことは良いので衣装や登場人物の魅力で、こういうものだ... 続きを見る
アニマルズ・スリラーという惹句には異議あり
粗筋を読むと、怖い映画なの?と思うかもしれないが、そんなに怖い場面もないのでご安心を。子供の成長に自己決定権、そして親子愛に重点を置いた作品で、感染症やルッキズムなど、現代的なテーマを扱う、犬萌え映画でした。
実際、魚介類にはなりたくないが、鳥類になってみたいと思う方も意外といるのでは?
ヒゲ親父のフランソワは、少し型破りなところはあるが、理想の父親像だな。劇場を後にするときに、若いカップル... 続きを見る
お姉さんが笑ってて良かった
映画館を出た時は、誰も救われない話だ、と思って胸が痛くなった。
でも、最後にお姉さんが穏やかに笑ってて、良かった。
お姉さんは弟が好きなんだと思う。
帰る弟に笑顔で手を振って見送る姉。
カメラを向けるとおどけてみせる姉。
具合が悪い時でも弟には怒鳴ってないように見えたし
答えられる時には答えてた。
母に対する特別な感情も弟の前では口にした(みたい)。
どうすればよかったのか、は第三者へ... 続きを見る
吉田大八監督が問う自己認識の深淵
吉田大八監督の新作である『敵』。公開2日目の夕方の回に鑑賞したが、ほぼ満席の状態で、私は最前列の少し左側から観ることとなった。この「歪んだ画角」での鑑賞が、むしろ映画の本質に合っていたように思える。なぜなら、本作自体が人間の「主観的な現実」の歪みを描いた作品だからだ。
映画は、長塚京三演じる老齢の元大学教授の日常を淡々と映し出す。丁寧に一人暮らしをし、教え子や編集者から尊敬を受ける彼の姿は... 続きを見る
全880605件中、6891~6900件目を表示