国家の判断が生む歪み
アメリカとメキシコの国境地帯を舞台に、麻薬戦争の現実を描いた「ボーダーライン」の続編。自爆テロ事件を契機に始まった極秘作戦は、世論と責任を恐れた政府の方針転換によって放棄され、現場にいたアレハンドロとイサベルは置き去りにされる。
前作にあった“正義の視点”は消え、描かれるのは責任を回避する国家の冷酷さだ。アレハンドロの行動の意味や少年ミゲルの行く末など、未消化な点は多く、解決を拒むラストは暴... 続きを見る
歴史あるいは現実から遠く離れて
東西冷戦の終結直後、つまり90年代のアメリカほど自由民主主義を心の底から信じることのできた国はないんじゃないだろうか。古くはヘーゲルの「世界精神」に始まり、マルクス主義へと継承されたアウフヘーベン的な世界認識は、第二次世界大戦を経て西側=自由民主主義とそれを下支えする資本主義の勝利によって幕を閉じた。フランシス・フクヤマはこれにて人類の発展は終局を迎えたのだと楽天的に宣言した。
本作はそん... 続きを見る
Sweet Child O' Mine
前作から5年の時を経ての続編。
流石に忘れてる箇所も多かったので予習し直してからの鑑賞。
特典はポストカードでギギとハサウェイでした。
圧巻のアニメーション、声優陣の好演、より深みを増していく世界館と見どころはたくさんありましたが、3章立ての真ん中という事もあり、最終章への繋ぎということもありどうしても盛り上がりにはちと欠けたかなーと思いました。
冒頭の振り返りで"閃光"が流れたのは熱かっ... 続きを見る
原画展を経て、もう一度観たからこそ見えたもの
公開当時、劇場で鑑賞しましたが、
現在開催されている原画展を訪れ、あまりにも素晴らしかったため、改めて本作を鑑賞しました。
作品そのものに感動したのはもちろん、もう一度原画展に足を運びたい気持ちにもなりました。
終盤、京本が藤野に「なぜマンガを描いているの?」と問いかけるシーン。
藤野には、京本という“自分の描いたものを一番に見せたい相手”がいること、
そしてマンガの続きを楽しみに待ってい... 続きを見る
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