人生を振り返る最後の旅
94歳の山田洋次監督が日本中に優しさと感動というクリスマスプレゼントを届けてくれた。作品の起点である柴又は、山田監督作品・男はつらいよの舞台であり監督の特別な想いを感じる。その男はつらいよで主人公の妹さくら役・倍賞千恵子と山田監督がタッグを組んだ作品ならば良作だろうと確信して鑑賞した。予想を超える作品だった。昭和の残り香がふっと漂い、気づけば涙が滲むような人間ドラマだった。
個人タクシーの... 続きを見る
満足度や完成度は決して高くないが
映画を観ている間、細田守の苦悶の声がずっと聞こえてくるかのようだった。壮絶な産みの苦しみとでも言おうか。世界で無慈悲な殺し合いが続き、手段を選ばぬ為政者が跋扈する現代にいかなる物語を放つか。満足度という意味では明らかに低い。ストーリーのまとまりも高くない。が、おそらく細田監督はこの「世界との対峙」を通じて泥に潜ること抜きには前に進めなかったのではないか。「ハムレット」の要素を取り入れつつも(... 続きを見る
不快指数急上昇‼️❓
なんだか画質も音響も悪くて、ダラダラとした展開、恐くも無くて、ドーンドーンとクラクション鳴らされてるみたいで不快、ざらざら画質に揺れる映像は悪酔いしそう、近畿地方だからどうした、こんな原作なの意味不明、オチも、あゝ、そんなもんか。期待値はそんなに無いけど、それを下回る出来。みんなあくびして、時計みたり、スマホみてたり、忍耐力を試されてる感じ。おすすめはしません、暇ならどうぞ。 続きを見る
音楽は自由だ。俺は縛られない。
あそこをラストに持ってくるあたり、ジェームズ・マンゴールド監督の巧みな演出が光る。余韻をたっぷりと感じながらエンドロールでボブ・ディランの歌に浸る。
ほとばしる才能は、周りが放っておかない。音楽ビジネスに携わる者はもちろん、魅力的な女性たちも。天賦の才を与えられた者の特権として、気ままに女性を振り回すボブ。物語としては面白いが、振り回される側はたまったものではない。
シルヴィの気持ち... 続きを見る
シャラメの弾き語りが素晴らしい、最高の音楽映画
本作については当サイトの新作評論とジェームズ・マンゴールド監督インタビュー記事の2本を寄稿したので、ここでは記事で書ききれなかったトリビアなどを紹介したい。
ティモシー・シャラメがボブ・ディランを演じる本作の企画が始動してから、コロナ禍と業界ストライキの影響で製作が5年停滞し、その期間にシャラメは歌とギターとハーモニカを猛特訓した。シャラメ自身が歌った音源が本編で使われ、それがディラン曲の... 続きを見る
リアルメーターは馴染まない!?
かつては、“モデル上がり”と揶揄されて様々なインタビューで嘆いていた阿部寛。今や堂々たるもので、本作も阿部寛ありきの映画。ラジオ番組にとばされて腐っているが野心を秘めた元キャスター役を演じ切った。
ツッコミ所の爆発テロのスケール、展開、伏線、には、まあ目をつぶり、自分は、ひたすらリアルメーターを興味深く観た。
日本で現実の出来事の白黒、是非をダイレクトに数値化してライブで見せることは無い。結... 続きを見る
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