それでも、僕たちは手紙を出さなければいけない。
初めて鑑賞したとき、あまりの“良さ”にやられ、その日のうちに2度目の鑑賞をキメた。それくらい好きな作品だ。
改めて再鑑賞したので、僕の心のうちをうまく説明できるかどうかわからないが、とにかく感想をつらつらと書いてみる。
おじさん2人の珍道中ともいうべき物語は、どこかハートフルで、どこかコミカルで、どこかデカダンス。個人的に心に残るのは、「手紙」というモチーフを通じて描かれる“コミュ... 続きを見る
前半は最高で、後半はその分ガッカリ
導入からストーリーに引き込まれて前半はとても面白かった。その反動で後半はありえないくらい白けてしまった。
韓国原作ということで、どこまで原作と同じか分かれませんが、さすがの韓国!と言いたくなりました。政治的には大嫌いですが、エンタメではさすがと言えます。
映像も青っぽい冷たい映像で、スリルがあってサイコパスっぽくていい。俳優陣の演技も良かった。
が、、、、
ネタバレになるので詳しくは言... 続きを見る
これは本当に新海誠がつくったのか?
新海誠は僕が最も好きな監督だ。
映像美は言うまでもなく、その緻密なストーリー性、深い人物描写、現実味を持った人々の繋がり、これは日本のアニメーション映画を率いる才能に満ちた監督にしか描けない。
そして彼の作品は、失恋の後のように、何日も心に住み着く魅力を持っている。
だが、今回の作品は、控えめに言っても酷い。これを見た多くの人は、なんかちがう、と感じるだろう。これからの作品のためにも、ファン... 続きを見る
「靴下だけは丁寧に撮ります」【2月21日追記】 ⏪️「私も彼の靴下を履いていました」
【カケルとカンナの靴下】
この映画の「靴下」は、“愛情”を象徴する小道具として登場します。
恋愛感情と靴下の片方はいつか無くなってしまったり、新婚時代は彼の靴下を二人で履いていたのに、別々に洗濯をするようになったり。
最後のタイムトラベルで、硯駈(松村北斗)に15年後の悲しい未来を伝える硯カンナ(松たか子)。駈の目線がカンナが履いている駈の古い「靴下」に気付いた時、駈の心を動かします。
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