ある閉ざされた雪の山荘でのレビュー・感想・評価
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主演間宮祥太朗かと思った
重岡くんが主演を務めることが決まってからずっと楽しみにしていた作品だったので若干拍子抜けって感じ。東野圭吾原作ってこんなものなのかという印象。正直種明かしまでの流れはめちゃくちゃ好きだった。演技の上手い俳優さんが多くて、役者さん同士の絡みが面白かった。贔屓目かもしれないけど重岡くんの異物感や、ミステリアスなどこか含みを感じる演技にすごく惹かれた。しかし、終盤になるに連れ段々と雲行きが怪しくなっていって、特に種明かしの展開がなんとなく予測できてしまい、お願いだからもうひと盛り上がりあってくれと気が気でなかった。久我の1番の見せ場のはずなのにあまり目立たず、本多くんがトリックを淡々と喋って行く展開は興ざめでしか無い。久我の異物感も結局全く解消されず、ただの巻き込まれた一般人で終わったのがすごく残念だった。主題歌に関しては合ってないとは思わなかったけど、映画を観たら印象がガラリと変わるという前評判を聞いていたので正直拍子抜け感はあった。曲自体はめちゃくちゃ好き。全体的には本格ミステリーを期待していくとショックをうけるけど普通に見る分には面白いって感じ。
映画見た後に原作読んだけどびっくりするほど面白かった。久我がめちゃくちゃいいキャラしてる。映画で感じた疑問点も全部解決されてた。こっちの久我を演じる重岡大毅が見たかった。東野圭吾ってやっはりすごい。
映画というより舞台だった
なんとなく東野圭吾作品は涙涙の切ないストーリーかなと思いましたが、今回は犯人の犯行動機にあまり感情移入できなかった。
彼女が落選した理由が誰かの差し金だったらもう少し同情できたかも?
ラストの方も彼女のセリフ「できるかな!!」のあまりのトゥマッチな芝居に違和感が…。ちゃっかりセンターでなんだこいつみたいな感じで終わっちゃいました。
堀田真由は珍しく感じ悪い役でいい感じでした。
設定なんだ…
原作は読まずに鑑賞しました!
1日目
劇団水滸の次の作品のオーディションに招かれた7人の役者たち。
集められたのは久我、中西、本多、元村、笠原、雨宮、田所の7人。
久我は水滸の所属ではありません。
ペンションに着くと劇団の東郷からシュチュエーションについてのメッセージが伝えられます。
大雪で閉ざされた山荘という架空の密室が与えられます。
2日目
朝になりリビングに集まると笠原の姿が見えません。
笠原温子が首を絞められて殺されたという設定のメッセージが伝えられます。
ですがそこには死体はありません。
残された6人は実際に起こったわけではなく次の作品の設定であると納得します。
そして部外者という理由で久我が怪しいと田所から疑われます。
久我はアリバイ作りのため本多と紐を手に繋げて同じ部屋で寝ることにします。
3日目
次の被害者は元村が花瓶で殴打され殺されたという設定のメッセージが伝えられます。
そして凶器の花瓶には本物の血が。
次第に本当に事件が起きていると思い怯え始めます。
久我は疑われるも本多はアリバイをことを言わず庇ってくれません。
雨宮は帰ろうとし玄関へ向かいます。
ですが雨宮は説得され残るとことになります。
最終日
雨宮が絞殺されたとメッセージが。
本多は警察に連絡しようとしますが田所がある動画を見せます。
それは本多以外の全員が同じ部屋で過ごしていた動画でした。
そしてある人物の話へ。
麻倉という名女優がいました。
しかし、オーディションに落ちその後、交通事故で下半身付随になってしまったこと聞きます。
そのきっかけを作ったのが笠原、元村、雨宮でした。
そして7人をペンションに呼んだのは麻倉と復讐を手助けした本多でした。
監視カメラと盗聴器で3人が殺されるところを観察していました。
しかし、本多は殺人はしておらず笹原と元村、雨宮にシナリオを渡し演じてもらっていました。
2日目の夜に元村を殺す姿を演じていたのは雨宮でした。
3人が殺されていなかったことを知った麻倉は刃物を突き立て自殺しようとしましたが本多が止めます。
本多は生きて演技を続けてほしいと説得しました。
そして場面は舞台上に…
観客から拍手を受けて終わり。
原作も読んでおらず特に前情報もなしに鑑賞したんですが
1番最初に思ったのがある閉ざされた雪の山荘でっていう設定なんだってことです笑
てっきり設定じゃなくてほんとかと思ってました…笑
観ていくうちに死体がないからもしかしてって思ってたら予想通り!
そして最後はみんなが救われる形で終わりましたね!
でもどこからどこまで演技で舞台だったのか気になりますね🤔
見取り図の上からの場面とかは斬新でよかったです!
あと前髪フランベの場面で思わずあっと思いました笑
面白い映画をありがとうございました😊
初期設定すらおざなりに
原作は未読のまま鑑賞してます。
この物語は設定をまず考えて、その設定に合わせてパズルのピースをはめる様にしてるのだが、細々したことは多々あるのだが、それはさておき主となるピースの説明が端折られてる点が納得できなかった。
それは三つある。
主人公と候補者リスト、もう一つは時間軸。
この三つのピースの謎が観終わってもスッキリしなかった。
推理ゲームをするといいつつ捜査するのは1人だけ。
そんな初期設定すら放り投げて進むストーリーにだるさを感じた。
そんな感じね…
面白かったと言えば面白かったけど…。
展開的に、次々と人が殺される(いなくなる?)状況で、登場人物達らも裏があると信じていて、観ている方も何か裏があるんだろうと透けて見えてしまって…。
そもそも、ああいう大芝居を打って、どうするつもりだったんだろうか?
いまいち、はまらなかったかなぁ…
シナリオの構造は面白いんだけど
主人公の重岡君が不自然に気付きすぎで
話を進めすぎなのにムリを感じて、若干シラケます。
そもそもなんで関係ないのに呼ばれたのか?
後味悪くないので見て後悔は無いです。
原作と比べて
映画を見たあとで原作も読んだので、そこを比較しながら
若干のアレンジはあったものの基本ストーリーは原作と同じです
映画では登場者間の恋愛感情が無かったのと細かい描写が削られたり変わっていたりといったとこかな?
しかしその場面が結構キーポイントになっていて、映画を見たときに感じた違和感が原作を読むとそうなのかと思ったり
この辺りさすが東野圭吾なのかなと思いました
特に動機に結びつく場面は原作の持って行き方の方が納得感有りますね
ラストの演劇のシーンは映画ならではの演出で、ここは良かったです
古い話で恐縮ですが薬師丸ひろ子のWの悲劇を思い出しました
見終わって 場面は山荘のみで参加者もメインキャスト8名と最初少しだけ出てた山荘のオーナー1名なので舞台に出来そうだなと思ったら舞台も上演中なのですね、チケット取れたので行ってみます
全体としては結構面白かったです
怖くないグロくない万人向け
最初から板の上で行われていた芝居だった、という事で良いのかな。
役者の演技力と観客の想像力によって、あの立派な山荘は存在していた。
三重構造どころか四重構造になっているという事か、なかなか壮大。
どこまでがフェイクなのだろうか。
すべてが車椅子の女優を舞台に上げる為に作られたフィクションともとれるけど、もしかしたら舞台の前身となる事件は本当に起きていたのかもしれない。
それを久我が物語として練り直し、事件の関係者達が演じた。
そうだとすると最後に本多が久我に「ありがとな」と言ったのに納得できる気がする。
でもそれにしては脚本家が探偵役とは、なかなか目立ちたがり屋な脚本家だと思ってしまう。
山荘の中でそれぞれが着ていた服がカラフルで好きだったので舞台に戻った時に皆黒くてちょっと残念。
最終場面以外は面白かったです。
ミステリー初心者としては面白かったです。
主演の演技が不安でしたが始まれば気にすることなく見れました。
間宮祥太朗さんの演技が特に良かったです。首を絞め殺すシーンは見ててハラハラしました。
以下星を減らした理由
最終場面でかなりスポットが当たる方に感情移入しにくいです。急に出てきて急に語り始めたなぁと思いながら見てました。(ストーリーの都合上最後しか出れないし無下にも出来ないし仕方ないとは思います。)
主人公の言動の1つが明確に浮いてる気がします。伏線だと分かりやすくて少ししらけました。
キャスティングも演技も良かったが
犯人までは単体要素だけでわかるが、トリック見破るのは映画館では無理だった。
また、雅美がやぶった紙に久我の名前があったのと、脚本が久我だったのがどういうことなのか理解できず。
大塚明夫がAIだという説明がなければ、そもそもデキレというオチもあるのかとも思ったが、、、
自分の劇団で持ち込みの脚本つかうということがあるの?あるなら見た目通りのスジを受け入れても良いのだが、
原作読んでないけれど、やはりオーディションー謎解きシーン含めて出来レースというのが答えなのかな・・・知らんけど
ミステリエンターテイメント
原作を読んだ上で、3回観ました。
登場人物の性格や動機、山荘の造り等、原作と違う箇所は多々ありますが、映像作品に合う様に上手く作り替えられていると思います。
原作ファンの方がどのよう思われるかは分かりませんが、元々、感情移入する情緒的な書かれ方はされていないので、誰かに感情移入してストーリーに入り込むというより、曲者揃いの登場人物のやり取りや二転三転するストーリーを楽しむ映画だと感じました。
設定に無理がある、という意見もありますが、そもそも7人中4人が共犯(共演?)なのですから、残り3人が不自然に思わなければいいわけです。そして、彼らは役者。そして、これはオーディション。役を勝ち取りたい、降りたくないという精神的な縛りが想像以上にあるのだろうな、と思っていたので私は気になりませんでした。
狭い世界を生きる若者の青春ドラマでもあり、人間ドラマでもあり、ミステリでもある。面白かったです。
全てが舞台の上の演出だった、と考えられるのもいいですね。
舞台の上の演出だった、とするのが一番綺麗にまとまるとは思いますが、白黒付けずに観客の想像に任せられているのも良いです。
原作と違って、皆さん美男美女なのも観ていて眼福でした。
特に、主演の重岡大毅さんは普通の青年を演じさせたら素晴らしいです!いつか彼が犯人のミステリも観てみたいと思いました。
死人が多く出る本格サスペンス好きには向かないストーリーですが、私のように人が死ぬのが苦手なタイプにはとても面白い映画でした。
金田一少年のオペラ座の怪人を思い出した
観ている最中は「人狼ゲームじゃん」と思っていたら、金田一少年の事件簿の初期の傑作オペラ座の怪人に似ているなと感じました。あのオペラ座の怪人のワクワク感があり、悲しげな音楽がマッチしていました。
1回の観賞では把握出来なかった疑問点が主に2つ出てきました。
・なぜ久我が雅美の居場所が分かったのか?
盗聴器が仕掛けてあったようですが、なぜ居場所が分かったのかな?
・犯人の殺害動機が薄いのではないか?
車椅子状態になった事故は突発的事故のような気がするけど、ノートの嫌がらせがあったとしても殺害まで企てるかな?
腑に落ちない部分はあったけど、東野圭吾の原作の中では、けっこう面白い作品だと思います。
小説よもう。(2024年1作目)
主演?の子があまり得意ではなくてどうしようかなーと思ってたんだが時間が合ったので鑑賞。
東野作品は結構読んでるけど珍しく未読。
話的にそこまでどんでん返しなどはないんだが、素直に軽いドラマ物サスペンスとして楽しめた。
間宮祥太朗君興味なかったけど素敵な役だった。
ところで、最後全てが脚本でしたエンドなの?
だったら森川葵ちゃんはカーテンコールで立つか?
脚本久我君になってたから、全てフィクションでしたー。なのかな?そうじゃなきゃ脚本は本多くんであるべきよね?
登場人物が少なく、かつ場面もあまり動かない中で楽しく観られました。
小説読んでみよ。
さすがに期待しすぎた
原作を読まないで観に行きましたが、原作の評価が高いのは知ってるので、かなり期待して公開初日に観に行ったら少しがっかりしました。
話はつまらないわけではなく、そこまで退屈はしませんでしたが、ミステリーとしては話が薄いと感じました。
オーディションの中で起きる事件は演出なのか、本当の事件で犯人がいるのか。というような流れなので、それなりの緊張感や緊迫感はありました。
ですが伏線らしい伏線はあまりなく、結末も、騙された感覚はありませんでした。
また、なんとなく演出から今回のどんでん返しも予想できます。どんでん返しを見慣れてる人なら、全体像がなんとなくわかります。
なのでもう1回くらい展開がひっくり返る演出があったら良かったです。
一度見て“つまらない”はもったいない作品
原作を読み、見に行きました。
一回目は原作の映像化に注目し、のちに舞台化したシーンは映画オリジナルとして付け加えられたな、くらいの感覚でした。ただ、“ネタバレ”と言われた三日間限定特典で雅美が車椅子ではないのを見て、もしかして最初から舞台(フィクション)を見せられていた?と気になり、二回目へ。発見があり、疑問も増え、そこを解消させるために三回目へ。という風に、見れば見るほどはまる作品です。
タイトルなし(ネタバレ)
原作にある「ここに恋愛感情がある」のような関係性はストーカー的な1か所しか残さなかったので、殺意までの説得力は少し減った気がする。あと共犯者の顔出しがあっさりとしていてなぜ登場できたのか説明があっても良いと思ったけれど。良いところが多い。令和の現代だからどこにでもカメラがあり、普通に盗聴器が買える。全部がメモや手紙だと違うかたちで犯人にたどり着いてしまう気もするから。俳優のレベルが主演級で揃っていて、あたりをつけることもできない。カメラと演出が巧妙でにおわせと惑わせがゴロゴロしている。ラストが特に秀逸で、水滸と比べてあか抜けない主演はこのために呼ばれたんだろうなと思った。エンドロールまで聴いているとひときわ感情を揺さぶる歌声が聞こえるのだがそれがその主演重岡さんだという。とんだ役者だった。
ミステリー....?
東野圭吾さんということでミステリー好きとしては行かねば!!という感じで行ったのですが……
うーん……微妙!!
ストーリー自体が面白くない訳ではないのでこの映画つまんねーとはなりませんでしたが、
引っかかるところが多かったです。
原作がそこそこ長いからかカットされているところが多く、ちゃんと筋が通っていないなーと感じてしまいました。
バスは目隠しをされた状態でどう降りたの?
アナウンスでどこだか分からない?
犯人の人がバスを手配したのならそのお金は、
などとにかく引っかかる点は多かったです。
ミステリーとして観に行く人はつまらないと感じてしまうのかな〜と思います。
謎解き披露シーンも案外サクサク行ってしまったり、最後の犯人探しの時の3人のビデオ(?)みたいなシーンはもうしらみ潰しで探している感じしかしなくてなんか残念でした。
その割にはすごく謎解きを披露するし。
うーん。
伏線などは全く貼られていないのでなんかなー?ミステリー?という感じでした。
完全に好みの問題
この作品はサスペンスミステリーとのことで、主だった軸が「サスペンス」と「ミステリー」で構成されているという認識を持っています。見た感想としては「サスペンス」もあり、「ミステリー」もあり、「人間ドラマ」のような要素もあり、贅沢な内容になっているとは思いました。作品を見ているときは「これからどんな展開になっているんだろう」、「どういう種明かしなんだろう」と期待しながら見ることができました。
しかし、完全に好みの問題だと思いますが、要素が多かったからか「圧倒される何か」を感じることはありませんでした。ミステリー愛好家ではないからかもしれません。
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