ある閉ざされた雪の山荘でのレビュー・感想・評価
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先生の設定も禁止事項も聞く割に先生のお題は無視……
原作未読。
予告がスーパー面白そうだったので時間を見つけてすぐに鑑賞したが、肩透かし。
ミステリー目当てで見に行ったけど、個人的に『面白ければ』そうじゃなくても満足するタイプだったんだけど……大分モヤモヤ。
特に『舞台設定!』(大塚さん特有のイケボ)
って先生がわざわざ言ってるのに誰も(あの4人は仕方ないにしても)演技しないのはなんなん?
それを見られて主役決まるって事理解してる?
しないなら帰ればいいのに……。
あと一人消えたからと言って『毎晩一人づつ消える』
みたいなふんわりとした流れもなんなん?
殺人と決まった訳でもないのに手にロープ結んで『アリバイ』作ろうとするし……。
せめて法則性を先生が言うとか、2日目以降の話では……?
あと井戸の蓋開けて皆で『うわぁ……』って……。
『うわぁ……』じゃなくてさ、何らかの方法で下まで照らすかして覗きなよ!
あといきなり外様の人がなんか探偵に覚醒するし……。
あと最後のアリバイ立証もビデオテープって……。
ビデオテープで証拠を確認して推理を組み立てていくんならわかるけど……。
それが決めてってちょっと……。
あとイヤホンが抜けてなかったから違和感って……いや、だからなんやねんって感じ。
死体も無いのに無理くり絞殺されたとは言い切れないでしょ……。
某コナンみたいに眠らされたのかもしれないし……。
先生のそういう設定も注意も聞く癖に先生のお題は無視……なんなん?
そういう話の導線がいちいち杜撰だったのが気になった感。
ただ、先生と寝て、役を横取りしたようではなかったようなので☆1.5!
つまんない
設定が文章なら想像して成り立つのかな。
とにもかくにも沸き立つなんじゃそりゃ感。あの程度で3人も殺すかね森川さん。
重ちゃんの演技がさすがに精鋭揃いの役者の中では全く魅力がなかった。
キャラが良いだけにキャラに合った演技しかはまんないのかしら。
その他の6人はさすが。
それだけに脚本のへっぽこさが際立つ。
謎解きではなくあっと驚く仕掛けにしたかったのかもやけど死体も無いし死んでないんやろなーとあるいはみんなグルなんかなーとか。まあ死んでない時点でシリアスさも何もなくなってまさかの森川さん登場。
トイレどないしてたんや、、、、
穴だらけのミステリー
原作は未読です。
おそらく、原作はそうでもないのでしょうが、この映画に関しては、穴が多すぎる。特に重岡大毅演じる久我、彼が何故呼ばれたのか分からない。唯一部外者なのだから、いない方が成立し易い筈だ。多分、原作ではその辺りがポイントになってるん筈なのに、映画では探偵としての役割の為にいるとしか思えない。
他にも、どう言ってこのペンションを借りたんだ、とか、行くまでに演出家にその話したらどうすんだ、とか、隠れてる間トイレどうした?、とか、えー、色々ありすぎて、逆に原作が気になりました。
最後、舞台に変換するが、この脚本は映画より舞台に向いていると思う。
誰かが何かを間違えた感がある
微妙な仕上がりなんだよね。
原作・東野圭吾が良くなかった可能性はある。そこは捨てきれないけど、さすがにここまでヌルい話は書かないと思うの。
監督の飯塚健さんもいい作品撮ってるから大丈夫と思う。
脚本の加藤良太さんがどうなのか知らないけど、公式ホームページは『監督・脚本 飯塚健』だから、そんなに書いてないのかな。
色んなギミックがことごとく外してる感じがするんだよね。
監視カメラ映像をすごく使うんだけど、それによる不穏さとか出てこないの。誰視点なのか最後に分かるんだけど、分かったとて……という感じ。
天井に文字を浮かべて音声合成で読み上げてるのもなんだかなあ。文字のフォントは二種類混ぜてるけど、そのセンスもどうであったか。
役者の良さもほぼ活きてないの。このキャスティングでこの話は難しかったのでは。
そこまでメジャーじゃない劇団の俳優さんでやった方が、リアル感がでたんじゃないかと途中で思ったもん。
『水滸』っていう劇団で主演を取るためだけに、ここまで必死になるかなあとも思うのね。
「この劇団で主演はったらすげえぜ!」って宝塚歌劇団しか思いつかないんだけど。
解決編では犯行の動機が語られるんだけど、これ、どっちかっていうと逆恨みだよね。
恨まれる方は、そこまで悪いことしてないと思うよ。
原作ではもう少し納得感あるのかな。脚色で悪くしてる気もする。
ほぼ観るべきところがない作品なんだよね。
これだけの役者を集めて、この作品を作ってしまったら、スタッフの誰かが懺悔の涙を流してるんじゃないかとすら思ったもん。
でも、ミステリの映像化が、多分、難しいんだね。
オドロオドロしい雰囲気出さなきゃいけないから、そんなにコメディタッチでもいけないし。かといってシリアスにいっても、そこまで強いストーリーではない。
金田一耕助を見事に映像化した市川崑とか、ほんとに巨匠だったんだな。
劇団あるあるイジりも多少あり
原作未読。
さすがに設定に無理があり過ぎて入り込めなかったし、ラストもよくわからなかった。
(自分がわかってないだけでもしトンチンカンな事を言ってるのであれば先に謝っておきますが)
そこまで大きくない一軒家に自分一人で歩く事ができない人間が数日間見つからずに隠れ続けたり、最後はいなくなった3人もどこかに隠れていたみたいだけど、現実味が薄過ぎて萎えてしまった。
ピアノ部屋の鏡のドアは自分でさえ最初に見た時から早く開けてよと思うくらい不自然だったし。
また久我が名探偵過ぎだし、そもそも水滸のメンバーでもない久我を誰が招待したのかな?
それとも久我は最初から水滸のメンバーで全て彼が書いた脚本の舞台上の話?(だとすると事故自体もフィクション?)
この辺りはストーリーの肝の部分なのでもう少し明確にして欲しかったと思う。
役者さんたちは若手の主役級ばかり。
特に重岡くんは笑顔や演技が全てウソくさい感じがして面白かった。
中条さんは実は蚊帳の外だったけど一人だけ別次元のスタイルで目を惹いた。
先日観た映画「笑いのカイブツ」の主演だった岡山くんも蚊帳の外の一人だが、若い時の柄本明を彷彿させるくらいひたすら気持ち悪く、高校の部活のジャージ(nishiって刺繍があったので古着?)を稽古着にしてるとかもろに劇団あるある。
役者ファンの方は是非。
ここでシェイクスピアかよ
をはじめ寒い台詞のオンパレード。
中学生が深夜に書いたポエムみたいな台詞の数々。
俳優は悪くない。
(ちゃんとした演出なら上手いはず)
原作も良い。
スタッフワークも良い。
とにかく脚本がダメダメ。
東野圭吾作品が…
あくまでも私の個人的な感想です。
単純に演出を舞台風にしてるせいだと思いますが、演技の上手い人たちまで全体的に白い野菜に見えてしまってかなり勿体なく感じました。単調な言い回し、大声で叫ぶような舞台風演出、恐怖や不安の表現はオーバー過ぎる演技のパターン化により…気が付いたら何度か寝てしまい、制作の皆様には大変申し訳なく思っています。
なぜ舞台風演出をこの映画でやらないといけなかったのか謎は深まるばかりのミステリーです。実際は舞台でもやってるしこれなら舞台でやればいいのになとも考えたりしましたが、きっと何か仕掛けがあるはず。
設定、展開、カメラワークに関してはいい感じに演出した東野圭吾原作のドラマや映画が幾つもありました。なぜこれほどのキャストと原作が揃っててこういう映画になったのか更なるミステリーが止まりません。
演者ではなく、制作サイドの演出とカメラワークの画角設定にミステリーの原因があったのではないかと考察サイト作りたくなる衝動に駆られますが作りません。
監視カメラ視点を演出して、視聴者が俯瞰して覗き見する設定を制作側は面白いと思ったのか、はたまた犯人の視点を視聴者にみせたかったのか。やろうとしてる事は分かっても、そこから伝えようとしてる事は視聴者には伝わったのか否かも更なるミステリーです。
原作のストーリーに関しては、逆恨みにしてはやり過ぎじゃないかと思いました。が、大した事ない悪ふざけのつもりが、人の人生を奪ってしまう程の大変な事態に発展してしまう。ぺろぺろ事件にも通ずるような、そういう事は日常の中にいくらでも転がっているんだぞ!というメッセージのようなものがヒシヒシと伝わり勉強になりました。
三重構造設定に関しては、三文芝居のようでちょっと笑いながら見ることが出来ましたが、設定で驚くこともなくサラッと終わってしまい…未だ他でも使われる程の原作なだけにミステリーが止まりません。
単純に映画として数千円を払えるか私個人としては難しいなと感じました。大ヒットで話題になっているという噂が視聴後も全く理解できておりませんが、大ヒットした理由が知りたい所です。
私が個人的な感想を言うとしたら、推しの俳優さんをファンが観に行く映画かなと思います。エンドロール選曲も、タイアップがあるのはわかりますが世界観が変わっちゃったなって思いました。
イマイチ
脚本が駄目だと思います。東野圭吾さんも言っていましたが、演技するのが難しい話だと思います。そう思って見ると、演技は素晴らしい完成度でした。
ただ脚本がイマイチ。なぜ麻倉があの家にいたのかが分からないし(映像と音声だけで完結するなら家にいる必要はない)、女性が男性を振り払ってもあんな吹っ飛ぶわけないし、歩き電話して交通事故にあったのは本人の過失なのに他人のせいにしてるのは人として終わってるし(おまけに誰も指摘せずそれが正論扱いされてるし)。もう少しあるけど、それは自分が見逃しただけの可能性もあるので言わないでおきます。
原作にあった伏線がなくなってたり、犯行の動機がほぼ逆恨みになってたり、色々とダメな作品。
原作が完璧過ぎたのかと思います。
消化不良起こした
途中までは推理小説のように楽しめたが、ラストの畳み掛けが弱すぎて白けました。
久我が犯人と思わせて、とか、麻倉の無念を!とか王道だけど好きだったのに、「え?これはどういうこと?」「なんでそんな発言したの?」「動機弱くない?」など一番大切な部分が引っ掛かる点が多すぎて気が散りました。
ミステリーなら、一番そこはスッキリさせてほしいし、そもそも殺意が足りなすぎる。
謝られて、「生きてほしい」「また一緒に芝居しよう」で許すなら最初から行動に移さないでしょ、て思う。
あと、天才女優というほど上手くないな……てなった。
という舞台のお話でした、でもつまらなすぎる。
ラストの解答部分さえなければ、そこそこ面白い映画で終われたのに残念。
特典確認し忘れていたな、と思って確認して「白ける~!久我、脚本書きなおせ~!」てなりました。
初期設定すらおざなりに
原作は未読のまま鑑賞してます。
この物語は設定をまず考えて、その設定に合わせてパズルのピースをはめる様にしてるのだが、細々したことは多々あるのだが、それはさておき主となるピースの説明が端折られてる点が納得できなかった。
それは三つある。
主人公と候補者リスト、もう一つは時間軸。
この三つのピースの謎が観終わってもスッキリしなかった。
推理ゲームをするといいつつ捜査するのは1人だけ。
そんな初期設定すら放り投げて進むストーリーにだるさを感じた。
原作読むべき!
東野作品がこんなはずはない!
と思って、
映画の後に原作読みましたが、
いやこれは、映画の脚本&演出が、
とんでもなく稚拙で、
もともとの原作を台無しにしてますね!
以下原作のネタバレ含みます。
これから読む方はご注意下さい!
間取り図が実は重要だし、
リアルに覗かれていたことが断然恐怖だし、
自殺を図って怪我をしたということが重いんだし、
3人への殺意にまで至った経緯とか、
雅美があの別荘にいる必要性とか、
肝心な2つもの三角関係省略されてるし、
本多を特定できた決定的な理由とか、
そういう、原作のすごい大事なとこ削って、
それっぽい感じ出したいだけの目隠しバスロケや、
意味のない自己満足な間取り図エフェクトや、
この状況に不必要な美味しそうな料理や、
ほんとに幾度とない見苦しい取っ組み合いとか、
温子は意味不明に悪女すぎるし、
何の伏線にもならないハートの赤い糸、
最後は、混乱させるだけの余分な舞台オチ。
だから、消化不良になってる。
そもそも、
考察をじっくり読む物語なので、
映像化には向いてないと思うし、
役者さんを生かしきれないよなー。
原作を先に読んでたら、途中退場だったかも!
でも、久しぶりに、改めて、
東野作品をいろいろ読もうと思える
キッカケになりました!
ぜひ、原作読んでね!面白いよ!
ほんっっとうに引くほどつまらなかった。
は???
お遊戯会か???引くほどつまらなかったが???
脚本もっとどうにかならなかったの???
まず、なんで外部から久我が来たの?その辺りの説明が明らかに薄くない???
劇団水滸のメンバーに何故久我だけ追加された?
最終メンバーに残ったって…………いや……全員水滸の中に?違和感しかないでしょ……説得力無さ過ぎて納得できない……。だってアレ東郷が考えた【お芝居】って設定では?なに……?
それから、東郷と久我が紐で繋いでアリバイ作りしてたけど、起き抜けに久我が「これでアリバイが証明されましたね」って…………おかしいでしょ……!
だって起き抜けで殺人事件が起きてるかどうかもわからないのに、アリバイもへったくれもないだろ……???殺人事件起きてるって知らないと無理でしょ……?毎日ひとり殺されるって予想して動いてたから?それにしても無理があるわ。予告で【毎日1人殺される】ってあるから私たちは知ってるけどね……?
殺人事件→俺達にはアリバイがあります!ならわかるけど。
てか、殺人事件が起きるなら、みんな集まって交代で寝ずの番をするとかさ……。あるじゃん!よくある醍醐味が!!なにも!ないのである!!
あと、個人的には久我の動きが劇団員の情報集めに動いてる風で不気味でめっちゃ嫌。劇団員どんだけみんな絆されやすくて口軽いのよ。めっちゃ内情話しちゃうじゃん……。お前ら探偵の役取りに来てるんだろ???
てか、第一の事件からしても、誰一人アリバイの話が出ないのおかしくない???
襲われた時刻の公開が無くても、普通無実証明のためならそういう話しないか???お前ら探偵の役取りに来てるんだろ???(2回目)
第一の事件の時の描写が【倒れていた】で、第二の事件が【撲殺】って表現だったから、第一の被害者は生きてる系のトリック……?
井戸をみんなで覗いた時に、おかっぱが端で吐いてた?シーンがあって、井戸の蓋に第一の被害者の服の破片が付いてたことも、「あぁ、井戸に死体があったのかな」「第一の被害者は本当は生きていて、第二の被害者を殺して捨てた?」「かまいたちの夜系の話かな……まぁベターかな……」とか色々考えたけど、井戸に死体は無かったんだよね???
なんでおかっぱ吐いてたの???あの服の破片は???
あと、最初の食事のシーンで東郷さんだけお皿黒かった?気がするんだけどアレなに……?アレ黒幕の暗示……?
最初は何かのトリックかな……?いやでも東野圭吾だしそんな雑なもの仕込まないよな……どこまで読むんだ……。って色々考えたけど、まじで…………。
最後のお芝居描写にして大団円、もクッッソほどサムい。なんにもおもろくない。またここから立ち上がろう、で終わらせておいた方が納得行くわ。なんか無理矢理ハッピーエンドに持っていった感がマジでしんどい。
なーにがすべてが伏線だよ。どれが伏線だ。クソほどつまらんかった……。
主人公の久我の演技もマジで下手くそだったし……本当に役者?なんでアレで褒められてるんですか……?
東野圭吾って言うから……!!期待して観に行ったのに……!!めちゃめちゃ損した気分……!!
今映画って安くないから、本当に期待して行くんだけど、久々にどこまでも期待外れな映画だった。ここ数年で一番つまらなかった。
人と一緒に観に行ったけど、二人して憤慨してる。
そして私はこの怒りをどうにかしたくて此処に登録した。
本当に文章が乱れていて申し訳ない。
二度と東野圭吾の映画を観ないかもしれない。容疑者Xの献身とか……好きだったのに……!
●追記
東野圭吾に責任はないってコメント頂きましたが、駄作を口出しせずにそのまま許可する作者なんだと思えば、今後もヤバい作品を生む可能性あるんだからもう観ない方がいいのでは?と思いました。
少なくとも私は、公開して即観に行くことはもう無いです。
主演間宮祥太朗かと思った
重岡くんが主演を務めることが決まってからずっと楽しみにしていた作品だったので若干拍子抜けって感じ。東野圭吾原作ってこんなものなのかという印象。正直種明かしまでの流れはめちゃくちゃ好きだった。演技の上手い俳優さんが多くて、役者さん同士の絡みが面白かった。贔屓目かもしれないけど重岡くんの異物感や、ミステリアスなどこか含みを感じる演技にすごく惹かれた。しかし、終盤になるに連れ段々と雲行きが怪しくなっていって、特に種明かしの展開がなんとなく予測できてしまい、お願いだからもうひと盛り上がりあってくれと気が気でなかった。久我の1番の見せ場のはずなのにあまり目立たず、本多くんがトリックを淡々と喋って行く展開は興ざめでしか無い。久我の異物感も結局全く解消されず、ただの巻き込まれた一般人で終わったのがすごく残念だった。主題歌に関しては合ってないとは思わなかったけど、映画を観たら印象がガラリと変わるという前評判を聞いていたので正直拍子抜け感はあった。曲自体はめちゃくちゃ好き。全体的には本格ミステリーを期待していくとショックをうけるけど普通に見る分には面白いって感じ。
映画見た後に原作読んだけどびっくりするほど面白かった。久我がめちゃくちゃいいキャラしてる。映画で感じた疑問点も全部解決されてた。こっちの久我を演じる重岡大毅が見たかった。東野圭吾ってやっはりすごい。
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