ある閉ざされた雪の山荘でのレビュー・感想・評価
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映画化しなくてよかったのでは。
映画化しないとわかんないことだけど、映画化しなくてよかったのでは。
原作読みながら頭の中で考えるのが面白いのであって、実際に映像化されると入ってこない。
岡山天音、間宮祥太朗、森川葵、演技が上手な人もいるんだけどねぇ。
演技がゆるい。見てられない。
3人並んでごめんなさいの所なんて、現実味無さすぎて笑ってしまった。
そもそも序盤で入り込めてないのに。
ストーリー 80点
配役 70点
音楽・映像 80点
全体 73点
本を読む速度には通常個人差がある。読書速度差ハラスメントは作品を見たかハラスメント等の延長線上にある日常ありうるハラスメントの一つであるが本件では触れられていない。
山荘に集まった劇団員が消えていく話。
どこまでが設定なのかが分からない面白さ、その反面のもやもやが共存する作品。
良い点
とくになし
悪い点
・死体が無いなど今一緊張感に欠ける
・証拠的なものがアバウト
・俯瞰構図は面白いが、意味があるのかは謎
・先走る
その他点
・つまり役者はいかようにも信用できないということに収束する。
・ビヘイはどうせ死なない
ドキドキしないミステリー
原作を知らないから、楽しめたと思いたい。話の流れから犯人は、わかると思う。どんなトリックなのかは、ほぼ終盤までわからず。
死体がなくなるのはなぜなのか?井戸のシーンは、その中まで見せてほしかった。
ストーリーの流れは、きれいにまとまっていて、非常良かったと思う。
原作読んでみよう。
何度見ても自由に考察できる映画
仕掛けられた細かなトリックを自由に考察していく過程や、登場人物がメインの8人しかいないので人間味のある役やそれぞれの関係性に自然と感情移入ができて最後まで面白かったです。他の方のレビューを見ると部外者である久我の性格や、見取り図の使われ方が原作と異なるようなので原作も読んでみようと思います。
まるで舞台のような映画
東野圭吾 原作だけあって
安定した低い重心のストーリーは十分楽しめる。
推理や考察などを見せる表現として
謎解き系を映像にするのはとても難しい。と思う
が、まるで舞台を観ているかと錯覚を感じるような
とてもスタイリッシュでスマートな仕上がりで
画角の使い方やスピード感ある展開進行も印象的。
俳優陣がこのスピード感に埋もれない存在感と個性を放って
全員俳優の役を演じたのも面白かった。
ちょっと気になるところが
いつも
原作本を買う→積む→映画を観る→数年後に思い出して原作本を読む
ってことをしています。
しかし今回は珍しく先に原作本を読みました、先月!!
だいぶ記憶があやふやで自信がないまま…観ました…本当はもっと早く観るつもりでした…
原作でも好きなキャラが、想像通りの目力で良かったです、間宮さんって言うんですね、今後の為にメモをしておきます。
原作でその下りはいるか?というところがカットされていたので、やっぱいらないのか、となった。
監視方法も映画の方が現実的だなぁと思った。設定が現代(なんなら来週)だし。原作の舞台設定でも携帯電話はないにしてもカメラはあるだろうに、車椅子の人に穴って…と思った覚えがある。人殺したいほど恨んでいる人の執念の表現だろうか。ただこの穴は正直自信がなくなってきてる。原作ではそうだった気がする。穴だった記憶がぼんやりある。
全体的に、尺の都合なのか色々端折ってるなという印象。
外での下りとかシンプル(ダイニングに置かれた凶器)になっちゃったなぁ。庭でラジオ体操してた人が庭の井戸を見に行く程度で敷地内外を気にするもんかしらと思いました。
あと物的証拠(隠しカメラ)出されて白状するのは早過ぎないかな…確かに物的証拠は大事だろうけど…推理の醍醐味なくなってない…?とは思いました。
あとお前ら「出てきてください」って言われてすんなり出てきたけどどこにいたんだよその説明は?
そして久我は本当に選考に残ってたんですね、選考結果の紙には6人までしか書いてなかったから…ここの説明あんのかなと思ってた…
あとあの日記に日付ありましたが、あの事故があったのって冬ですよね、選考期間が一年以上あるとも思えないし、冬の三次選考→事故、下半身付随→合宿オーディション(3月頭)って、そんな早く退院出来るものなんですかね…
原作の記憶も薄れながらの鑑賞でした。最後は当事者がハッピーエンドと言うならそうなんでしょう。
とりあえずこのレビューアップしたら間宮さんフォローします。
救いのある軽いミステリー
東野圭吾原作の本格(風)ミステリー。
劇団×クローズドサークルとは、ミステリー好きの心をくすぐります。若手俳優8人はとても豪華。特に、森川葵の演技は、終盤だけにも関わらず印象深くて流石でした。(TVのバラエティ番組のイメージが強いですが、実はかなりの演技派ですよね。)一方で室内の場面ばかりだし、実は低予算映画かな。
東野圭吾は本当に色々なテイストのミステリーを描いているが、こういう軽いテイスト&救いのあるミステリーもまた彼らしい。
原作と違うラストでしたが、これはなかなか秀逸なアレンジだったと思う。そう言えば、どこか現実感の無いふわふわした雰囲気が序盤から終盤まで漂っていて、観客を惑わせるミステリアスな演出でしたね。
救いのある感動的なストーリーと見るか、全てがフェイクの劇中劇だったと見るか、全ては観客次第。
ご都合主義的な展開もありましたが、自分は素直に感動したし、映画として素晴らしいと感じました。
人により評価が分かれるのだろうとは思いますが、自分は満点を付けたいと思います。
物足りない
オーディションという名目で、舞台役者が揃って
同じ屋根の下で数日間生活ていくと、何人かが消えていくというストーリー。
予告でみてとても面白そうだと思ったがちょっとイマイチかな
本筋のストーリーは、ツッコミどころもあるけど、
まぁこんなもんだろうなという感じ
では何が不満かというと、演出がおかしい
一応サスペンスミステリーと謳っている割に、そんな要素など全く皆無
もう少し不気味さがあれば、まだましのような気もする
あんなに上面図マップで各キャラの位置を示す意図は?
そこを他の演出にしてほしかった
久々に原作を読みたくなった映画。
疑問が残る
どんでん返しは確かにあったのですがちらほら疑問が残るなって感じでした。原作読んでないのと私が見落としてるだけかもしれませんが
タカコがオーディション通過した理由が謎。マサミの演技力が周りと頭一つ、二つは抜けてる設定の中でアツコのように枕もせずユリエのようにコネがない、そして作中で華もない(これはユリエに想いを寄せているタドコロのユリエへの贔屓目だと思いますが)と言われていたタカコがマサミ差し置いてオーディション通過してるのかが疑問
クガはどうやってこの偽オーディションに?もちろん、マサミを騙すためにオーディション通過していたクガの存在は必要不可欠だとは思うんですが招待状とかどうやって送ったんだろう。劇団に所属してるならそこに送ればいいかもだけどクガは今フリーなわけですし。
タドコロ、放置されてるけど普通にやばい。殺害とか関係なく最悪襲ったりとかありそうな空気感でしたがアレに何も触れずこの先も同じ劇団でやっていくの無理ありません?
三重構造とか面白い設定もたくさんあったのですが全体的にちょっと無理があるだろ、が多い作品だった印象です。
雪の山荘?
原作未読なので設定はよく分からないが思ってたのと違う。何をどう見ても雪の山荘じゃないし、全然!まったく閉ざされてないし…庭?出れるし…殺された役の人達は何処に隠れていたんだろう?食事とかどうしてたんだろう?そんな人達が3人もいたら別荘程度の広さならバレるんじゃ?半身不随になって殺そうとまで思ったのに「ごめんなさい」だの「また一緒にお芝居しよう」で気持ち変えれるの?と、いろいろ疑問はあるが注目している戸塚純貴さんと岡山天音さんを観たかったので、まぁ良しとしよう(^_^;)女性陣では森川葵さんと堀田真由さんが良かった。
どんでんがえしです。
自分は単純な人間なので、面白かった。とてもです。何重にもトリックがしかけられていた、流石に東野圭吾です。角面々の演技が素晴らしいので、観客としてすっかりとハマってしまいました。最後はそーだったんだぁ・・・。納得。スッキリして帰りました。
「死ぬ気で芝居しろ」「それでも生きてくれ」
2024年映画館鑑賞8作品目
2月17日(土)イオンシネマ新利府
1800円→dポイント−300円
原作未読
原作は『ガリレオ』シリーズ『新参者』シリーズ『マスカレードホテル』シリーズ『白夜行』『天空の蜂』『ラプラスの魔女』『人魚の眠る家』『パラレルワールド・ラブストーリー』の東野圭吾
監督と脚本は『荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE』『風俗行ったら人生変わったwww』『ステップ』『野球部に花束を』『宇宙人のあいつ』の飯塚健
脚本は他に『LUPIN THE IIIRD』3本の企画を担当した加藤良太
舞台芝居のオーディションに合格した若い俳優7名は稽古のため海に程近い貸別荘に集まった
久我を除く6名が所属する劇団の演出家東郷の指示によって閉ざされた雪の山荘で殺人事件が起きる設定で稽古をすることになった
設定を守る為に携帯電話使用禁止外出禁止
そんななか笠原元村雨宮が次々と殺された形で退場していった
日付は今年の3月初旬の期間
原作の舞台は乗鞍山山荘だが映画のロケ地は館山市の貸別荘
原作の設定通りに拘りすぎる堅物には残念なことかもしれませんが自分は賢明だと判断します
これは芝居か
実際に殺人が起きているのか
そこがミソ
実際のところいずれにしても芝居なんだけど
三重構造らしいが逆に展開が読みやすくなった
ツッコミどころは多い
例えばアイマスクで移動する必要性はない
その他にも3人のうち雨宮だけが派手に飛ばされすぎ
その他にもある
だがそれは全て些細なことだ
大事なのはそこじゃない
実際に世の中だって辻褄が合わないおかしいなことはいっぱいある
3人は悪くない
謝罪したとはいえ謝罪した方が必ずしも悪いとは限らない
歩きスマホしていた麻倉と前方不注意の運転手が悪い
そう簡単に仲直りできるかというがこれ作り話だしそもそも怨みつらみに拘るより下半身不随の彼女からすれば役者稼業復帰は幸せなことだろう
不満をぶちまけるのは一瞬の快楽であり長い目でみれば怒ってばかりの人生は大損であり不幸せなまま一生を終えてしまう
賛否両論だが酷評している人たちはみんな頭が良すぎるんだろう
高評価してる人は適度に頭がいいか自分のようにバカなのかもしれない
バカで良かった
バカの方が幸せだ
目が肥えてくると細かいところばかり気になってダメですね
それを指摘することに喜びを感じるんでしょう
自分はあまり好みませんがそれもありです
ただ頭が良すぎると碌なことがない
辛口映画コラムを読んでも好みや価値観が違うんだからなんの得にもなりません
直属の上司ならお断りです
優秀すぎる人はうざい
出張ばかりで現場にはあまり来ないで欲しいですね
若い時の「いちいちうるせーよ」とおじさんになってからの「いちいちうるせーよ」は重みが違います
映画なんて娯楽なんだから楽しんだもの勝ちです
僕はこういうタイプの映画が好きだ
限られた空間で話が進む作品
『十二人の怒れる男』『12人の優しい日本人』『十二人の死にたい子どもたち』『キサラギ』『CUBE』などなど
それらとは違うが大部分の生放送本番シーンに限れば『カメラを止めるな』もグループ内に入るかも
最後の舞台オチも嫌いじゃない
プロフィール写真のポージングは嫌いだ
映画のタイトルは忘れたが写真撮影で賀来賢人がカッコつけてあんな風に次々とポージングするシーンを思い出した
『オタクに恋は難しい』だったような気がするが自信はない
取り立てて好きな俳優が出ているわけでない
自分なら楽しめそうな映画だと強く感じたから映画館で観た
強いてあげるなら岡山天音か
人相からいって彼が犯人っぽいが犯人ではなかった
能年玲奈のようなトンチンカンなキャラが乱入したら「犯人はお前だ!ブサイクだから!」と言いそうなものだがそんなシーンはない
あの髪型でキモさがますます際立った
自分的にはなりたくない顔ワースト10にランクインするが1人くらいキモいキャラがいた方が良い
配役
劇団「水滸」以外で唯一のオーディション合格者の久我和幸に重岡大毅
役を巡って温子と対立する劇団「水滸」の劇団員の中西貴子に中条あやみ
元村に想いを寄せる劇団「水滸」の劇団員の田所義雄に岡山天音
劇団「水滸」の劇団員で社長令嬢の元村由梨江に西野七瀬
劇団「水滸」の劇団員で演出家東郷への枕営業の噂がある笠原温子に堀田真由
劇団「水滸」の劇団員でリーダー格の雨宮恭介に戸塚純貴
交通事故で下半身付随になってしまった劇団「水滸」の劇団員の麻倉雅美に森川葵
劇団「水滸」の劇団員で喫煙者の本多雄一に間宮祥太朗
劇団「水滸」演出家の東郷陣平の声に大塚明夫
2月22日(木)追記
森川葵だけ終始脂っこい芝居をしていた
明らかに熱量が違う
麻倉が1番の実力者だということを表現するために周りが抑えた芝居をしたとすれば大したもの
バスのアイマスクは女子劇団員3人が男子劇団員3人を仲間として信頼してることが窺い知れる
出発時冗談混じりに念の為クギを刺したかもしれないけど
貸別荘を上から見た見取り図に今誰がどこにいるかわかる演出は好き
間宮が主演した『変な家』を意識したものと感じるのは邪推か
貸別荘に7人が入った時の玄関の靴を脱いだ光景が印象的
女子3人は靴をきちんと揃え向きを変え男子4人は揃いも揃ってだらしなく靴を脱ぐ
4人いたら誰か1人くらいきちんとしててもいいじゃない
っていうかこのシーンは必要あるの?
飯塚監督の意図を知りたい
楽しめたけど不満も
原作は読んでいるのだが、あまり記憶にない。それなりに面白かったという印象のみ。だから本作をそっかそんな話だっけと思い出しながら観ることになった。
本格ミステリーの一つ、クローズドサークルというやつ。大雪に覆われた山荘という舞台の作り方が面白い。登場人物たちが自然とそう行動するように仕向ける設定。新しい本格ミステリーっぽい。
死体を出さないことでオーディションなのか、連続殺人なのかを曖昧にする。中盤からなぜか原作の流れを少しずつ思い出してしまったので、謎解きの面白みは半減してしまったがそれでも十分楽しめるものだった。ただ、本格ミステリーって多少の無理があるものと許容できる気持ちがあるからいいのだが、バスの中で目隠ししていた理由や久我が呼ばれた理由が不明だったり、犯人の動機が逆恨みにしか思えないところは残念だった。
出演している俳優陣の演技もはなかなかヒリヒリしててよい。重岡くんもあの中でがんばっていたと思う。ただ、エンドロールで流れる曲はかなりゲンナリさせるものだった。主演映画で自分の曲がかかってしまうとちゃんとした俳優に思えなくなるから不思議。今後こういうのが減っていくことを願う。
面白くない、の一言。
キャストの皆さんは良かった(頑張っていた)と思います。こんなに酷い演出と脚本に対して、全力を尽くしたと思います。
しかし、
早くも今年のワースト候補。
見所であるはずの最終パートがとくに酷くて、途中帰りたくなった。
この壮大なんちゃってサスペンスはヤバすぎます。
穴だらけの計画に穴だらけの犯行(もどき)に極めつけはツッコミどころ満載の感動路線。
細かいところツッコミしちゃうとキリがないですが…。何個か書きます。
•そもそも、メインとなる売れっ子劇団員たちの演技力を微塵も感じさせないのがすごい。
ここだ!というシーンで盛り上がりもなく、過剰な演技合戦。いつもはもっと上手い役者さんたちの力を押さえ込んでる。視点の切り替えが早すぎるのと、キャラクターたちの特徴を出すよりも弱いサスペンス展開を優先したのは痛い。
•また、キーとなるはずの推理要素をサラッと早口で伝えてしまうダメさ。
例えば、盗聴器の件•麻倉の雨宮への恋愛感情•マジックミラーの仕掛けなど。
決定だとなるところを早口で補足なく進めてしまうところ。原作見てないと何が何だかよくわからないまま黒幕(もどき)が登場する形になっていた。驚きもなく、なんとなく視聴者に結果だけ教えてしまう最悪なストーリー展開だった。
個人的な意見ですが、この作品に“トリック”と呼べるものが一個もなかったです!
ミステリとしてはもうちょっと
映画館で一日過ごそうと決めて時間の都合で見た映画。前評判とか一切見ていませんでした。エンドロールで東野圭吾だと知ったくらい。
酷評されるほど悪くはないですし、見ている途中はこのあとどうなるんだろうとわくわくできました。
なんていうか、盛り上がりの部分が少ない。
淡々と本を読んでいる感じで、ページをめくっていたら終わっていたような。
どこが悪いんだろうという観点で思い返してみると、別に悪い所はない。
でも、じゃああそこが良かったと思い返そうとすると良い点があんまりない。
ヒスったりわめいたり、あるいは陰湿にひそひそくすくすするようなシーンで一気に冷めたからかもしれない。
満足感は十分
この作品を単体で評価するのであれば高得点は付けづらいが満足感が十分あって、少なくとも見たことを後悔はしてない、という評価である。
確かに東野圭吾原作でガリレオシリーズと比較すると見劣りするのは確かだが、それは高望みしすぎな気もする。
本多が犯人と分かったあたりで、これで終わり?と一瞬落胆しかけたが、そこからの逆転はさすが東野圭吾原作の力があるなと感じた。
演技も特段上手いわけではないが、取り立てて批難するほどでもなく、全体通して違和感なく見ることが出来た。
強いて言えば、最後に起きた事件を舞台化するところがやや分かりにくい節があったが、明言すると野暮なので致し方ない演出だったと思う。
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