劇場公開日 2024年1月12日

ある閉ざされた雪の山荘でのレビュー・感想・評価

全409件中、101~120件目を表示

3.0役者さんが素晴らしい

2024年4月8日
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ハンバーグ

2.5スペシャルドラマの方が良かった

2024年4月8日
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イオナ

3.5東野圭吾原作の密室ミステリー

2024年4月8日
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琥珀糖

5.0予想外に面白かった

2024年4月8日
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楽しい

知的

三重構造… かなり良くできたプロットに驚かされた。
2時間ドラマ的な作品かと思ったが、大作だった。これが東野圭吾さんの作品だと知り納得した。
東野さんの作品は何十冊も読んでいるが、これはまだ読んでいなかった。
最初の設定が自然だ。オーディションの最終選考会。
ここで事件が起き、「探偵になったつもりで犯人を捜せ」というのが合格条件だ。
面白いのが、「殺されれば」そこで終了なのだが、犯人役はすでに選考されていて、犯人はオーディションの主役ではないことが決定しているはずだ。もしこの中に犯人がいるのであればだ。そう思いつつ見ていた。
このオーディションは東郷先生なるものが主催したことになっている。
しかしそれは建前で、本当は悪ふざけのために起きてしまった劇団員の痛ましい事故と下半身不随という障害に由来する。
障害者となった朝倉雅美は、劇団のリーダーの本多に、悪ふざけをしたあの3人を殺害してほしいと依頼、本多がこれを了承する。
しかしながら実際そんなことなどできるはずもなく、その3人に決死の芝居をさせ、何とか朝倉に納得してもらおうと、このオーディション企画を設定した。
この作戦に中西と田所だけが参加しておらず(むろん久我も)、事実を知らないことで彼らの芝居がリアリティを増すのだ。
劇団員ではない唯一の人物久我は、同じ劇団員同士の仲の悪さを肌で感じ取る。
役を取るために反則技をする役者もいることが表現されている。
本多の脚本では、あの山荘の中では犯人はわからなかったことになっていたと思われる。
名探偵ぶりを発揮し、見事犯人を突き止めたのが久我だった。
本多にとって想定外のことが起きたものの、本多の決死の芝居劇に騙したほうだと思い込んできた朝倉が、騙されたことを知って、最終的には納得できたことが救いのように感じた。
そもそもお互いの芝居の良し悪しなどではなく、卑怯な手を使っているのだろうという疑心暗鬼が彼らの純粋な芝居にかける思いを揺るがしていたのだ。
「努力しても報われない世界」 これが本音だ。
このオーディションを通して、彼らの壊れたきずなが修復していくということが、言いたかったことなのだろう。
彼女に対する「謝罪」を、参加者全員で渾身の芝居をすることで成し遂げたのだ。
これがきっかけとなり、この出来事すべてをお芝居にして大ヒットさせた。
つまり四重構造となったのだ。
そしてこの作品を舞台上で締めくくる設定もよかった。
最後のカーテンコールまでよかったと思う。
これが表面上確認できるこの作品だ。
しかし、
なぜ久我はこのオーディションに参加できたのだろう?
本多が、このオーディションが東郷先生が主催した体にするために見せかけただけなのだろうか?
久我は名探偵という重要な役割を担った。
久我は劇団員ではないという「設定」にもかかわらずだ。
基本的な脚本を書いた朝倉雅美。オーディションと言って殺人を起こすつもりだった。
そこに別の脚本を書き足したのが本多。そして3名の当事者に配役した。
本当に何も知らなかったのが、中西と田所と、部外者の久我。
この物語の「事実設定」を考えると、久我というのが謎すぎてくる。
しかし、
最後のお芝居にも久我が登場することで、この作品はどこまでが事実で、でこまでが芝居なのかわからなくなってくる。久我がこの事件を通して劇団員になったことはありうるだろう。
しかし解せない。久我は最初から参加しているのだ。
原作として小説があるものの、映画として何かを表現しているように感じるのだ。
この作品には映画としての表現と、作中の芝居部分の表現がある。
一見すると山荘で起きた出来事をそのまま芝居にしたように見える。
つまり表面上はあのオーディションこそが事実設定だと考えてしまう。
しかしどうしても久我が謎なのだ。
映画にも芝居にも脚本がいる。
これは、つまり… 「この作品」はいったい誰が書いたという「設定」で成り立っているのだろうか?
起きた出来事と事実そしてそもそもこの作品ができたという「設定」は、朝倉が下半身不随になった出来事だけが事実なのではないだろうか?
そう考えると、久我とはそもそも劇団員でなければ彼が登場することはできない。
本多が見た朝倉のノート、本多はその辛辣な内容を久我に相談した。
そうして二人で書いたのが「ある閉ざされた雪の山荘で」なのではないだろうか?
この作品は憔悴しきった朝倉の復帰を、劇団員総出で迎え入れることで、失われた絆を取り戻す物語なのではないだろうか?
つまりこの作品は、劇団員同士の純粋な役者心と絆がつまらないうわさによって揺らぎ、それがもとで大きな事故へとなってしまい、朝倉が下半身不随になったという「設定上の事実」だけが、事実設定されているものだ。
そしてそこから派生して出来上がったのが渾身作「ある閉ざされた雪の山荘で」というこの作品、本多と久我が脚本したものだ。
最初にあったのが「努力は報われない世界」という失意と疑心暗鬼。
起きてしまった事故と障害。
朝倉の恐ろしいほどの心の影を書いたノート。ここまでが「事実」であり、この作品ができるきっかけだ。
これを基に作ったのが二人で書いた脚本のお芝居。そしてそれらをすべて包み込むように映画という視点で表現したのだろう。
この作品は最初から面白い設定となっている。そしてどこかおかしい。謎だらけだ。
なぜなら、この作品という作品は、「ある劇団で起きた不幸を劇団員総出で立ちなおしていくというひとつの明確な目的で構成されており、それゆえ歪さが垣間見えるのだが、それこそがこの作品を劇団員でひとつひとつ作り上げたのだ」という東野作品の表現した真骨頂だったのではないだろうか?

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R41

3.0ダルいのよ、とにかく

2024年4月7日
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やふたろう

3.0軽い

2024年4月7日
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重岡君は作品に恵まれないのか?
怖くないです。
謎解き要素もほぼないです。
観てる間退屈すぎてリタイアなどは無いので⭐️⭐️⭐️です。
さくさく観れるラノベのように軽い映画です。
回収されない(理解できない)設定があり、何故?わざわざ?が残ります。

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かーな

2.5矛盾だらけで楽しめない

2024年4月7日
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登場人物たちの行動も状況も矛盾だらけ穴だらけで楽しめない。誰にも感情移入できないし、ミステリーとしての魅力的な謎もない。キャスティングは良いのにもったいない映画。

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エリセ

3.5本当と嘘の試行錯誤

2024年4月6日
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知的

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やまま

2.5設定に無理がありすぎる

2024年4月6日
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yamapple

3.078点 舞台俳優が挑む謎解きミステリー

2024年4月6日
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難しい

寝られる

映画よりドラマです。派手な演出もなく家の中で事件が起きるので…

ちょっと俳優陣が豪華すぎたのかなー?特に目立つようなキャラクターは居ないし、常にキレてるやつ2人いるし(キャラ被り)んー微妙。

もう少しストーリーを厚くすれば(森川葵さんと舞台同僚の仲)より面白くなったのかなぁと。原作は読んでいませんが、残念です…

※バス降りる時、目隠し状態で誰が下ろしてくれたんだよ(ツッコミ)

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あっぷる

2.0

2024年4月6日
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単純

難しい

寝られる

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みみず

2.0オカッパヘアーが居ること事態で ストーリーの軽さが想像できた

2024年4月6日
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寝られる

オカッパヘアーが居ること事態で
ストーリーの軽さが想像できた

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いのしし

3.5舞台役者たちの雪の山荘殺人事件芝居

2024年3月20日
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お話の構造が好みの方向で、うっすら上がっていく危機感など良かった。
終盤長いのは少し冗長に感じたし、感情的にはあれってどうなのかとも思ったけど、まあ楽しめた。

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kawa

2.0映画化しなくてよかったのでは。

2024年3月19日
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映画化しないとわかんないことだけど、映画化しなくてよかったのでは。
原作読みながら頭の中で考えるのが面白いのであって、実際に映像化されると入ってこない。
岡山天音、間宮祥太朗、森川葵、演技が上手な人もいるんだけどねぇ。

演技がゆるい。見てられない。
3人並んでごめんなさいの所なんて、現実味無さすぎて笑ってしまった。
そもそも序盤で入り込めてないのに。

ストーリー 80点
配役 70点
音楽・映像 80点
全体 73点

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り

3.5本を読む速度には通常個人差がある。読書速度差ハラスメントは作品を見たかハラスメント等の延長線上にある日常ありうるハラスメントの一つであるが本件では触れられていない。

2024年3月6日
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悲しい

難しい

幸せ

山荘に集まった劇団員が消えていく話。
どこまでが設定なのかが分からない面白さ、その反面のもやもやが共存する作品。

良い点
とくになし

悪い点
・死体が無いなど今一緊張感に欠ける
・証拠的なものがアバウト
・俯瞰構図は面白いが、意味があるのかは謎
・先走る

その他点
・つまり役者はいかようにも信用できないということに収束する。
・ビヘイはどうせ死なない

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猪古都

4.0ドキドキしないミステリー

2024年2月28日
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悲しい

興奮

知的

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もりちゃん

4.0何度見ても自由に考察できる映画

2024年2月28日
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楽しい

知的

難しい

仕掛けられた細かなトリックを自由に考察していく過程や、登場人物がメインの8人しかいないので人間味のある役やそれぞれの関係性に自然と感情移入ができて最後まで面白かったです。他の方のレビューを見ると部外者である久我の性格や、見取り図の使われ方が原作と異なるようなので原作も読んでみようと思います。

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ゆそ

3.5まるで舞台のような映画

2024年2月28日
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鑑賞方法:映画館

東野圭吾 原作だけあって
安定した低い重心のストーリーは十分楽しめる。

推理や考察などを見せる表現として
謎解き系を映像にするのはとても難しい。と思う
が、まるで舞台を観ているかと錯覚を感じるような
とてもスタイリッシュでスマートな仕上がりで
画角の使い方やスピード感ある展開進行も印象的。

俳優陣がこのスピード感に埋もれない存在感と個性を放って
全員俳優の役を演じたのも面白かった。

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甘酒

3.0ちょっと気になるところが

2024年2月27日
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0k0

5.0救いのある軽いミステリー

2024年2月26日
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あいわた