劇場公開日 2024年1月12日

ある閉ざされた雪の山荘でのレビュー・感想・評価

全390件中、21~40件目を表示

5.0未読視聴→原作読む→再視聴が100倍面白い!

2024年1月21日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

知的

友達に誘われたので、原作読んでから見に行った方がいいのか迷ってレビューを確認したら高評価と微妙な人の温度差がすごい。

原作読まずに行った方がいいという意見多数なので未読で見に行った所まぁそこそこ面白いんだけどそこまで高評価か?と思う程で辛口東野氏が褒めてたという記事を思い出し、ちょっと本読んでみようと思った。

映画見たばっかりなので、まぁ本がスルスル頭に入ってくる。原作と多少の設定の変化はあるものの大筋は変わらないので映画で端折られた心理描写を知るとストンと腹に落ちて2度目見に行こうか迷った。今まで映画館で同じ映画を2度見たいって思った事なんてない深堀りしない人生を歩んで来たので、チケット代の高くなったこの時代に結末の解ったミステリー映画を二度も見るなんて…と葛藤のあげく欲望に負けて一人で二度目の視聴。

そうすると、ゾクゾクする程面白い。元々演技を深く見るタイプではないのだが、それぞれの役者さんの表情、セリフ、行動全てに目を光らせて見ていたら30秒巻き戻させてくれと思う事度々。一度目視聴の時の結末もそれなりに「あぁ、そういうことね」と思ったが、二度目の時は5分に一回は「あああああぁぁぁ…そういうことかぁ…そういうことだったのねぇ…」と微妙に感じた事が役者さんの演技だと知る。例えるなら、数学のテストの大問で(1)(2)は解けたのに(3)はなんとか解けたつもりが違ってて、テスト返って来たときに先生の説明聞いて「あぁ…そういうことかぁ…」のやられた感と納得感。行く前に見たレビューのイマイチ的な感想も凄く理解出来たし、ベタ褒めのレビューも凄く理解出来た。最初に原作読んでたら一度目と二度目の感想の落差に出会う事はないので、未読で視聴→原作→再視聴が本当におすすめ。こんなに映画見て誰かに感想伝えたい事ってなかったので初めてレビューを投稿してしまうくらい面白い映画でした。

主演の重岡さんについて。これは経費で落ちませんってドラマが大好きだったんだけど、初め重岡さんだけはキャスティングミスかなと思ってたのに、終わってみたら最初はミスキャストって思ってごめんねって思うくらい彼で良かったのを思い出した。たまに出会う私の大好きな作品に出演してるのに今回気づいたので過去作品追ってみようと思います。

監督さん、俳優の皆様、伏線探しの楽しさを教えてくれてありがとう。

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えむ

5.0面白い!先が読めないだけでなく、見る人に判断を委ねる部分も。

2024年1月21日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

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知的

まず、原作を読む前に見てよかった。
初見では先の展開が読めず、「どういうこと?」「誰?」「果たして殺人は起きてる?」とと考えているうちにストーリーが進み、最後にどんでん返し。
まずお話が面白い。推理小説の映画の大正解。

そんなわけないだろ、という部分すら緻密ない計算や伏線にも思える仕組みや演出に見えるのもすごい。
登場する全てに意味があるのだと思う、きっと何回見返しても楽しめる映画だ。

見る側に判断を委ねる部分もあって、それを楽しいギミックと思えるか、興醒めするかは見る人次第だと思う。

私は、すべてを楽しめたし、またもう一度見返したいし、原作を読んでまた見たい。
個人的には、今年初めて見た映画だけど今年イチの映画をもう見てしまったとすら思えた。

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ねこ

5.0ラストに大どんでん返しですごく面白かったし感動した。さすが東野圭吾...

2024年1月20日
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泣ける

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知的

ラストに大どんでん返しですごく面白かったし感動した。さすが東野圭吾だった。
なにより出演者7人全員の演技が上手すぎて見応えありまくりだし、迫力すごくて終始鳥肌たった。実力派俳優さん達流石だったし主演の重岡さんの目線の動かし方とかが繊細ですごく引き込まれた。

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み

5.0「2か月前から行きたかったです」

2024年1月20日
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知的

今年7本目。

コンビニなどにあるホットペッパーが昨年12月に終わって11月発行号が中条あやみさんのインタビュー。前から今作の事は知っていましたが、その号で彼女と堀田真由さん、西野七瀬さんが出演される事が分かって絶対行きたいと2か月待っていました。
中盤の中条あやみさんのセリフ、そして森川葵さんのセリフ響きました。ミステリーで感動作でした。

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ヨッシー

5.0終わり方が美しい

2024年1月19日
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幸せ

映画化不可能の言われていたこの作品が約30年の時を経ての今作。作品の芯は保ちつつ現代にアレンジされ音楽もオシャレ。原作とは違うところもありますが30年はかなり遠い世界でむしろこれくらい変えてきても面白いと思いました。
終盤は原作からの進んだの未来の形として美しく感動的で心晴れやかな気持ちになりました。
閉鎖的な空間での群像劇は俳優陣の細やかな演技の力が素晴らしく観てほしい作品であり主題歌のFICTIONも世界観にマッチして余韻を楽しませてもらえました。

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甘雨

5.0"演技か事件か"に全てが込められている

2024年1月17日
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鑑賞方法:映画館

実力派キャスト皆がとても良かった。映画を見てから原作を読んだが、映画は"演技か事件か" "全員役者、全員容疑者"を全面に押し出し、登場人物たちの演技こそが見どころという作りに振り切っていてとても良かった。2回目を見るとより楽しめた。

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なん

5.0原作を読んでもう一度観たい!

2024年1月17日
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単純に面白かった

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ナナミ

5.0山荘で

2024年1月17日
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ミステリーなのですが青春ドラマでもあります。2度め3度めと観るとなるほどなと初めて気づくこともありました。

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かりんとう

5.0ラストの舞台裏でちょっと泣けた

2024年1月16日
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幸せ

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shin。。

5.0考察楽しいです!!

2024年1月16日
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知的

難しい

原作読まずに映画を見てみました。
最後そう来たか!という感じでとても面白かったです。ラストは人によって180度受け取り方が変わるのではないかと思います。
実力派の俳優陣8人の比較的淡々としたストーリーの中でキラリと光るお芝居。見応えありました。
結末を知った上で考察をし、それを踏まえてまた何回か見たいなと思う映画でした。

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いおりーな

5.0最後の最後まで目が離せない傑作

mさん
2024年1月16日
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泣ける

興奮

知的

観賞後に大きな拍手をしたくなるような素晴らしい内容でした。結末を知った後に見返したいシーンが多く、すぐにもう一度見たい!と思いましたし、記憶を消してもう一度この感動体験をしたいとも思いました。
実力のある若手俳優さん達の演技のぶつかり合いも見所です。この豪華なメンバーが集う作品というだけでも見応えがあります。
エンドロールで流れる主題歌の歌詞が映画の内容とリンクしすぎていて凄いです。

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m

5.0観たあとに誰かと話したくなる映画

2024年1月16日
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鑑賞方法:映画館

原作未読で鑑賞したのですが話に入り込みやすく未読だからわからないと置いてきぼりになることはありませんでした。
何重にも重ねられたトリックという触れ込み通り何度もあっと驚く展開に息を呑んだり泣いたりととてもよかったです。
終わったあともあそこはこう、ここはこう、とたくさん考えられるようになっており、あなたはどう思った?と誰かと話したくなる映画でした。
1人で見るのももちろんですが、誰かを誘って観に行ってもとても楽しめる作品です。

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アメ

5.0素晴らしい脚本とそれを成立させるキャスト陣

2024年1月16日
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知的

難しい

昨今、ストーリーではなくキャストの知名度で犯人を考察されることが多い中、誰が何をしててもおかしくないキャストとキャラクター、舞台設定で展開が全く予測できなかった。

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Scott

5.0見る側の感性も試される鏡のような作品

2024年1月16日
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興奮

知的

初日に1回見て、翌日原作読了し、2日後に2回目を見ました。東野さんの作品はデビュー作から沢山読んでいますが、この小説は未読でした。なので、映画で初めてこの物語に出会いました。

最初はゆっくり、静かに淡々と進み、時々間のびしてる?様な感すらありました。事件が起こっても、どこか怖さを感じ切れない部分もあり(設定上)、これ面白いんかなと少し不安になりそうな時もあったのですが、、、

途中からジェットコースターが降下するようにぐいんと引き込まれます。謎解きが始まったらスピードが加速、さらに加速、する感じで止まりません。最後は良い意味で頭を殴られた感じになります(言い方が乱暴ですみません)。

前半フワッとしている部分は全て意味がある事が、勘のいい人は見終わって分かるかも。あまり勘の良くない私は2回目の鑑賞で理解しました。あの映像、シンプルなBGM、衣装についても、全部計算されていることがわかります。

小説を読んで更に分かったのは、小説自体の設定が元々かなりチャレンジングだということ。あと、最後の結び方は、「残る感情」は同じものの、その見せ方が違うということです。これは、映像化したから「こそ」可能(というかパンチの効いた演出)になった幕引きなのだと、小説を読んだ方は分かると思います。ちなみに小説はかなり昔の作品で、その頃の作者さんの瑞々しさと少しの粗さも感じる作品でした。

どこまでがネタバレありコメントになるのか非常に難しいのでアレですが、映画班の方が原作をリスペクトしている事、映像、音楽、衣装、キャスティング、総力上げてこのスルメのような、2度3度美味しい映画を作られたのだろう事が分かり、その苦労に頭が上がりません。実写化、めちゃくちゃ大変だったと思います。原作と違う点もあります。工夫されています。

あと、なんか、〇〇ぽいな...って漠然と思っていた自分の感覚が最後に正解だったと分かり、個人的にはめちゃくちゃ嬉しかったです。やっぱりな、そういう作りか、という。

ただ。身の毛もよだつ殺人事件が起こり、その犯人は誰?意外な犯人だった、ビックリ!スカッとシンプル解決大団円!というタイプの推理劇が好きな人にはやや咀嚼するのに時間がかかるかもしれません。

友達のお子さんで小中学生さんも行かれていましたが、分かったし面白かったと言っていました。深い所まで分かったかは分かりませんが、
細かい所を見落としても展開の面白みは存分に味わえるかと思いますよ。

なので、この感想のタイトル通り、見る側も試されるような、挑戦状のような作品だと思います。漫才コンテストの審査員がどう審査するかも視聴者に見られているように、この映画をどう感じたかを書く事は、自分の感性を浮き彫りにする事にもなるかと思いますが、、、私個人の感想を思い切って書いてみました。

映画、2回目を見たいと思ったのはこれが初めてです。東野圭吾さんの小説を読み終わった後、もう一度最初から見直したくなるような。そういう読後感も似ていて、そこまでも狙ってるのかな?と思いました。

実は前に見た推理ものの映画で、序盤のひと言の不自然さで「あ、この人犯人じゃん」って分かってしまった事があって。そうなってしまうと、2度目を見たいとはまず思わない。この映画は読めなくて、色々騙してくれて、面白かったです!今度、最終確認の3回目見に行きます〜

パンフレットも原作も読むと(観てからでも良いかな)より楽しめるかと思います。

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hitomi

5.0全くのネタバレをなく観に行ったので誰が犯人なんだろうと予想しながら...

2024年1月15日
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興奮

全くのネタバレをなく観に行ったので誰が犯人なんだろうと予想しながら楽しめました。
一人一人の個性などをわかりやすく表現できていたと思います。
ミステリーというジャンルの映画はあまりみないので好きな人からしたら物足りなさとかはあるかもしれませんが、みないものからしたら難しさもなくみやすかったです。
原作はまだ読んでいないので読んだ上でまた映画を観に行きたいなと思います。

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ゆうぽん

5.0気を楽にして、余白をも鑑賞後は楽しめる映画です。

2024年1月15日
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笑える

楽しい

原作未読で4回ほど鑑賞したのですが、
登場人物たちが劇団の俳優たちなので、演技力はもちろん、舞台をみるような感覚にもなるような作り方をしているため、こだわって選ばれた俳優陣の表現力にただ、ひきこまれるばかりです。
キャラクターひとりひとりが、今回の劇場版をするにあたりしっかりと色付けしてあるため、ポジションや特性も解りやすくされていて、初見やミステリー初心者でも関係性の把握もしやすそうでした。

原作が92年作の時代背景から、現代の20代の男女が陥るリアルなシチュエーションとして細かくアップデートされて、小道具の使い方も日常感があるため現代のミステリー映画として鑑賞できます。俳優陣のファンの方々も若い方が多いかと思われるので、そんな方々も身近に感じながらストーリーに入れると思います。

ストーリーはミステリーが原作なので、もちろんトリックもあり、人間模様や経緯もありますが、どちらかというと人間模様を楽しむ見方が私は楽しいと思いました。
主役を勝ち取るオーディションの中で俳優たちが陥る事件は、登場人物の心理を思うと恐ろしいと感じるものがありますが、人物たちはそれぞれの為に動き、解決しようとします。
その人物たちの動きやキャラクターは楽しんで観られるように作られていて、監督さんが話していたように見所のひとつだと思います。

勧善懲悪や「解決してめでたしめでたし」というな事件解決や答えを出す事が目的のミステリーと違って、ラストまでみて、感想や解釈を語り合って楽しむところまでワンセットにして楽しむミステリーでした。

主題歌に選ばれたWEST.の『FICTION』はよく聴くと、歌詞が登場人物の心理や動きに沿っているワードが多く、映画館で聴くエンディング曲として、とても良かったと思います。
ここまで感じながら観ると、今度は人間に着目してみてみようと視点が変わるかもしれません。
俳優の方曰く、青春群像劇とも話していた事がとても腑におちました。

気楽にみることができる要素も多くあり、楽しめる映画です。

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ミキ

5.0ラストを踏まえて、もう一度見たい!

2024年1月13日
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知的

難しい

原作を数年前に読んだので、忘れている部分もありましたが、映画を見て、東野圭吾の世界観やその面白さが忠実に再現されていると感じました。
二重三重にはりめぐらされたトリックと言われているとおり、ラストの内容を踏まえて、改めて最初から見たいです。あのシーンをどう取るかによって、この作品の面白さが変わってくると思います。ネタバレ厳禁なので、落ち着いた頃に、どなたかの解説を読みたいくらい。

キャストも豪華ですね。8人それぞれの演技力によって、まさに全員容疑者でした。

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みく

5.0おもしろかった

2024年1月13日
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鑑賞方法:映画館

原作既読。
現代への置き換えもスムーズ、映画ならではのところもとても楽しめました。
重岡さんの笑顔とてもいいですね。
これからを担う俳優さんたち、皆すごいです。
それぞれにいいところがいっぱいです。
何度も中心人物を変えて見たくなります。
またこの仲間で共演した作品を見てみたいです。

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Elmo

5.0もう一度観たい

2024年1月13日
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悲しい

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かゆりぜ

5.0もしかして3重構造じゃなくて4重構造では…

2024年1月12日
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原作未読で鑑賞。
30年ほど前の原作ということもあってか、見た目のド派手な展開や仕掛けはないものの、それが逆に私は個人的に好きでした。
この感想を書いているのは2度目の鑑賞の後なのですが、2度目は、今この場面は芝居(嘘)なのか、本気で言っているのか、どこからどこまでがフィクションなのかなどと考えながら観ました。
ミステリーだがちょっとした笑える場面が挟み込まれていたり、仲間を思う間宮さん達のお芝居は人間ドラマとしてほろりと来たりしました。

そして最後の最後の最後にもう1段階のどんでん返し的な4重構造目がありますよねこれ…?
舞台のポスターをよく見ないと気づかない…
それに気づいた時、うおお…となりました。
次は原作を読んでからまた観たいと思います。

※追記※
観終わった後に色々と考察していたら、もしかして最初からあの人とあの人が手を組んでた?とか、
だからあの演技はああいう感じだったのか、
などとじわじわハマってきて奥が深すぎる!
久我の第三者感、そういうことか!とも。
裏の裏に気付かずに終わっちゃった方たち、勿体無い、その裏に理由があるんだだからああいうお芝居なんだこれ…
2回目も別視点から楽しく鑑賞できる映画初めて。

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だないおきこ